検索窓
今日:7 hit、昨日:9 hit、合計:204,081 hit

背徳感 ページ34

太宰と敦は扉を開けられないでいた。まるで腕が上がらないかのようにぷらんと手が下がっている。



「敦くん」



「帰りたいです…」



二人が微妙な反応をするには理由があった。先程から国木田とAの声がするのだ。



それが何でもないただの会話なら良かったのだが、どうやらそうではないようだ。



「あの二人ってできてたんだね。私知らなかったよ」



「いや誰も知らなかったと思いますよ?」



「国木田さんそこじゃなくてもっと」



「ここか」



二人は顔を見合わせた。なんだろうか、この背徳感。しかし、あの二人が職場でこんなことをするのがいけないのだと太宰は思い切って扉を開けた。



「ん?」



何故、Aは国木田にマッサージをされているのだろうか。



自分はもっと面白い展開を期待していたのに。敦もこれには拍子抜けした。



「国木田さんマッサージ上手いよね、今度肉球触らせてあげる」



「本当か」



嫌な方向で人騒がせな二人だ。

喧嘩→←スポーツドリンク



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (204 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
269人がお気に入り
設定タグ:文豪ストレイドッグス , 男主   
作品ジャンル:アニメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

左目から鯖味噌(プロフ) - 結さん» 一夜と六夜しか未だ読めずにいますし、ひとつの夢と一夜の内容をかけたかったので夢一夜とサブタイトルを付けさせて頂きました主に短編、中編作品ばかり読んでいますが上手く物語に入れる事が出来るように頑張りたいと思います。コメントありがとうございます。 (2016年6月11日 12時) (レス) id: 7e4ff29a97 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 夢十夜ですね!私、大好きです!いつも応援してます。これからも頑張ってください。 (2016年6月11日 11時) (レス) id: df8cc1ba1e (このIDを非表示/違反報告)
左目から鯖味噌(プロフ) - Hiyoriさん» 感想ありがとうございます。楽しみにされた分、良いと思って頂けるような作品を作ることが出来たらな、と思っております。応援に応えられるよう、努力致します。 (2016年5月16日 23時) (レス) id: 7e4ff29a97 (このIDを非表示/違反報告)
Hiyori - 続きも楽しみにしてます!頑張ってください! (2016年5月16日 22時) (レス) id: 4584690b17 (このIDを非表示/違反報告)
左目から鯖味噌(プロフ) - konohaさん» いえいえ、お気になさらず。見て下さりありがとうございます。応援に応えられるよう、邁進致します。 (2016年5月15日 20時) (レス) id: 7e4ff29a97 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:左目から鯖味噌 | 作成日時:2016年5月15日 17時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。