隣人さん ４７ ページ47
コネシマくんと旅館に戻り、お風呂に入ったら後で合流しようかと約束。
...きた、きたきたきたきた！！！
重要イベントきたぁぁぁ！！！
背は高いし体は引き締まってるし足が長い。
つまり彼のスタイルは抜群なわけで。
浴衣...見たい...。
さっさと入って先に待ってよ。
そう思い部屋を出ようとするとピコンと通知音。
LINEを開けば田辺から連絡があり、「シャオロンくんと日またいで飲むことになりそう」との事。
やったね田辺、ホテルまで持ち込んじゃえ。
本当はもっとゆっくり浸かろうと思っていたけど、コネシマくんも焦らなくていいとそう言ってくれたけど。
でもどうしても早く会いたいという気持ちが勝ってしまい、急いでロビーに足を運んだ。
時間も遅いからかロビーには人がいなくて。
大きな背中一つだけが月明かりに照らされていた。
「コネシマくん...？」
私の声に気づいた彼は振り向く。
その姿にブーッと鼻血が出てしまった。
予想してた何百倍もカッコイイ...！！！
少しはだけた胸元がより...いいです...。
「部屋番号教えてや」
「え？」
一人興奮していたら繋がれた手。
部屋番号を言えば彼は歩き出した。
連れてこられたのはどう見ても私と田辺の個室。
首でクイックイッとドアを指すので開けろということだろう。
指示に従いロックを解除すると、そのままベッドへと連れてかれる。
彼は優しく私の肩を掴み私を押し倒すと、頬にキスを落とした。
「ちょちょコネシマくん！？」
「コンビニで買った」
隠し持っていた物を見せてくるコネシマくん。
彼の手に握られていたのは箱で。
...どうみてもそれなのだが。
「Aのえろい浴衣姿想像したら我慢できへんかってん。まぁ想像通りえろかった。こちらからは以上です」
「ば、バカ！！これ社員旅行なんですけど！！？？」
「シー、隣聞こえるで」
耳を噛まれ肩が跳ねた。
耳の輪郭をなぞる様に舌が這う。
ゾクゾクとした刺激に耐えられず嬌声が漏れた。
そのまま唇にキスを落とされ、空いた隙間から舌を入れられる。
擦り合う浴衣の音と、リップ音と、水音と。
もう何もかも甘くてすぐ何も考えられなくなってしまった。
「あかん？」
潤んだ色っぽい瞳が降ってくる。
あまりにも熱い視線に耐えきれず目を逸らすと、優しく顎を掴まれて。
「こっち見ろ。うんって言って」
そんな甘い声出さないでよ。
コネシマくんも私に甘いけど、私も彼に甘いようだ。
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ろぜ - 軽い気持ちで読んだら大好きになりました！！にやにやが止まりませんね。これからも頑張って下さい！ (6月23日 17時) (
レス) @page50 id: 3f33f1430a (このIDを非表示/違反報告)
ななし - この話すごく大好きです！読んでいてきゅんきゅんしました！これからも頑張ってください！！ (2022年12月12日 19時) (レス) @page50 id: 9bdb69c685 (このIDを非表示/違反報告)
防弾チョッキ - ううううううううううううう！！！！！！！しんじゃう！！！大好きです！！ありがとうございます！！ (2022年3月22日 15時) (レス) @page50 id: 8a217b576f (このIDを非表示/違反報告)
レイ - えrいけどシッマかわえぇぇぇぇ！！！！！！！！！！！ (2021年9月1日 18時) (レス) id: dbadc04c4b (このIDを非表示/違反報告)
レイ - 最高かよぉ〜〜〜 (2021年9月1日 18時) (レス) id: dbadc04c4b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：お茶
| 作成日時：2020年4月2日 21時
