私の転移先はボーカルドール！

プリパラにやってきた！ ページ10

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まぶたを開けると、目の前には知らない景色が見える。それに…この人達…誰。

「あ、あの？」
「よかった。無事でしたか。」
「無事って…それにここ…。」
「そっか。この子ボーカルドールで、生まれたばっかりだから何も分からないんだよね。」
「では、この子の名前を僕が決める。」

え、えーと…。どうしてこんなことに？それに、生まれたばかりとか、ボーカルドールとか何とか言ってるけど、どういうこと？

そういえば、お姉ちゃんは！？

…あ、そうだった。私、この世界のプリパラを守ってお姉ちゃんの記憶を取り戻すために来たんだ。

「あ、あの。」
「だから！あたしがこの子の名前付ける！」
「僕が！」
「私に任せてっぷり！」

「なら、この僕が決めてあげるよ。」

と、見た感じ随分セレブって感じ。

「え、えーと…？」
「僕は紫京院ひびきと申します。天才たる貴方に、僕が名前をつけて差し上げましょう。」
「名前…？」
「そうですね。僕は、貴方に純粋という気持ちを込めて、カタリナという名前はどうでしょう？」
「あ、いい名前！」

と、知らない人から名前を何故かもらいました。

でも…私には、友達なんていらない。

私には、お姉ちゃんしかいないの…！

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