4、息抜きは楽しむものである ページ7
マシュマロ職人、いっきまーす!
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ーー某日、某カラオケボックスにて
日比野「FOOOO!!レッツカラオケパーリィィィィ!!!!」
菜々「いえーい!!!!」
美玲「今日はフリータイムだ!満足するまで存分に歌ってモトを取れ、いいな?」
日比野&菜々「「アイアイサー!!」」
既にテンションMAXな二人に呆れるか怒るかと思いきや意外と楽しみだったのかいつもより雰囲気が柔らかい美玲。
春香「テンションたっかいなぁおい!!」
礼「そういう春香さんこそいつもの三倍くらいうるさ……声が大きいですよ」
それを見ながら会話する春香と礼は既にデンモクを片手にマイクを握っており、礼も若干口元が緩んでいる気がする。
どうしてこうなったのかというと、事の発端はちょうど一週間前に遡る。
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いつも騒がしい百合根シェアハウスだが、この日は住人全員がオフの休日だったことも相成りいつも以上に騒がしい様子になっていた。
そんな賑やかな住人たちは、『何故か落ち着く』という理由から自分の部屋ではなく全員和室に集まることが多かった。
この日もそれは例外ではなく住人一同が和室で寛いでいたのだが、誰かが突然言い放った一言でその空気はピタリと止まった。
「カラオケ行きたい」
その数秒後、
春香「いいねそれ!いつ行く?」
日比野「私は来週も暇だからいつでも大丈夫だよー!!」
腐談議に花を咲かせていた春香と日比野がはじめに反応したのに続いて礼が
礼「僕も来週はまるごと空いてますよ、いつでもばっち来いです。」
と珍しくノッて来たので
菜々「なんなら皆で行こう!フリータイムでいい?」
と、すぐさま予約しようとスマホを取り出した菜々。
しかし、その無駄に息のあった連携プレーを止めた人物が一人。
美玲「ちょっと待った」
ーーそう、美玲だ。
そして次の瞬間、美玲が笑顔で溢した一言でまたもや百合根の住人たちに衝撃が走る。
美玲「もちろん、お前らそれ自腹だよね」
「「「「……え?」」」」
美玲「ウチは奢らないからな?……だいたいお前らはいつもいつも後先考えずに行動し過ぎなんだよ、ウチが口を酸っぱくして言い聞かせても右から左に抜けてくもんな。嗚呼、でも一応お前らもバイトしてるんだっけ?なら自分で使う金くらい自分で払えるよな?」
礼「……それとこれとは違うというか…」
日比野「人の金で行くから楽しいんだよ!!」
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次に続く
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緋蓮(プロフ) - 東雲さん» コメントありがとうございます春香のことも好きになってくれると嬉しいです (2016年2月21日 13時) (レス) id: a0a1a86752 (このIDを非表示/違反報告)
マシュマロ職人@アメーバはじめました - しののめちゃん……ありがとう!あと俺のキャラも好きになって!! (2016年2月21日 12時) (レス) id: d119cf07fc (このIDを非表示/違反報告)
R-礼零(プロフ) - コメント、ありがとうございます。菜々が好きなんですね、良かったです。ぜひ、他のキャラも好きになってくれれば幸いです。 (2016年2月21日 9時) (レス) id: 68b6b309f8 (このIDを非表示/違反報告)
東雲 - ミスです。「キャラ的いうと」ではなく「キャラ的にいうと」です。 (2016年2月21日 2時) (レス) id: 78bb1329d0 (このIDを非表示/違反報告)
東雲 - あ、あとキャラ的いうと菜々が一番好感が持てますね!なんが自由気ままで裏表がない感じがします!!(他コメントの流れから) (2016年2月21日 2時) (レス) id: 78bb1329d0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:マシュマロ職人(一時更新停止)&礼零&緋蓮 x他2人 | 作者ホームページ:http:/
作成日時:2016年1月18日 20時