49、空想生物学 ページ8
Aside
『おはよー！って、リードたちは何やってんの？』
「勉強！遊ぶためには勉強する！」
朝、入間軍と共に登校したら、リードたちが「赤点回避」と書いてあるはちまきをつけながら勉強してた。味方いた…。1人じゃないと思うだけでも救いだわ。
「私たちは向こうの方で勉強しましょう」
『ういー』
「A、何ができる？」
『んー、拷問とか体術？』
「ご、拷問…。僕は選択してないからやる必要ないよ…」
そして、俺と入間くんは何が得意なのか把握するために軽い問題をやった。入間くんと共に全問不正解…。魔界の常識なんてわからんて…。
『あ、魔歴の空想生物学だ。たしか、バラム先生が専門の…』
「ば、バラム…」
『入間くん、これやってみよ！できるかも！』
「え、うん」
俺は簡単だったし、さっき少しやってみたけど、人間界の常識ばっか書いてあった。流石に人間界で親からバイト地獄させられてた入間くんでも解けるでしょ。もちろん、入間くんは満点だった。
「このような知識がおありなんですね！たしか、次は魔歴ですよ」
『入間くん行ってみよ！もっと点数伸ばせるかもだし！』
「うん！」
多分、ダリ先生は悪周期で休みだから、バラム先生がいるはず…。アズはバラム先生苦手そうだったけど大丈夫かな？教室に着くと、続々と人が教室から出て行く。アズが声をかけて事情を聞けば、バラム先生がいるとのこと…。
「や、やめましょうか…」
「でも、ここまで来たし、僕は授業を受けたいな」
『いい先生だから大丈夫だよ！実際に話してみたけど、優しい先生だったよ！』
「勉強熱心はいいことだ。では、授業を始めよう」
バラム先生だ！尊い！かっこいいのに、逃げるなんてもったいない。俺がバラム先生でﾀﾋんでいたらアズに起こされた。
「A様、大丈夫ですか？A様の体調も優れないようですし、やっぱりやめた方が…」
『え？俺はいつも通り教師かっこよくてﾀﾋんでるだけだよ？もったいないよ、バラム先生かっこいいのに逃げるなんて！』
「A様…」
なんかアズに引かれた気がするが、仕方ない。だって、教師みんなかっこいいしかわいい！バラム先生は見た目は怖いけど、中身は生物好きの優しくておおらかな教師だよ。
「僕たち悪魔は生きてくために進化していった。ツノがなくても羽さえあれば…、あれ、あれば…」
あ、入間くんピンチやな。大丈夫かなぁ？そして、入間くんを抱えていっちゃった。俺もついて行こ。
ラッキーデビル
パイモンちゃん
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hibiki(プロフ) - β＝nanasi³さん» ありがとうございます！場面想像すると尊さで⚪︎んでしまいますよね。わかります！ (2月24日 15時) (
レス) id: de3ac271a4 (このIDを非表示/違反報告)
β＝nanasi³ - …みんな尊いっすね…！私も場面を想像してたらﾀ ﾋにそうです（？）やっぱ最高です！ (2月24日 15時) (レス) @page30 id: 18b89fe2f6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：hibiki | 作成日時：2023年10月23日 22時
