48、次の試練 ページ7
Aside
「本当にごめんなさいぃぃ!!」
今はどういう状況かというと、入間くんが悪周期終わって、全力で僕たちに謝っている。
『あと、そこの2人(アズとクララ)はどした?』
「クララは僕が悪周期になるのが不安らしくて…」
「不安て…」
「悪夢を見た子供みたいだな…」
『アズは?』
「私は入間様のちょっとした変化でもすぐに気がつけるように側に控えておるのだ!」
「寂しかったんだな…」
アズ…、今の状態は控えてるんじゃなくて引っ付いてるだけかと…。くらりんは子供みたいで可愛いな。そしてなぜか知らないけど、みんなで入間くんにくっつくことになった。
「何をやっている。気色悪い。それに、Aに変なことさせるな」
『いや、俺は自分から行ったから』
「はぁ…。今日から短縮授業ある」
「やったー!何して遊ぶ?」
「その前にテストあるからな。この教室に相応しい点数を取れよ」フッ
「笑ってるよ!この担任!」
リードツッコミお疲れ様です。テストかぁ…。俺人間だから魔界の常識とかないんだよなぁ…。テスト関係なく、魔界の常識をカルエゴ先生に聞くか…。
『入間くん?どした?大丈夫?』
「た、多分…」
そして、放課後になって魔具研の師団室でテストの話をする。入間くんと俺がとりあえず点数低い。俺は少しカルエゴ先生に教えてもらってるから、俺の方がほんとに少しだけ高い。…どんぐりの背比べやな。
「ゆーあー、私よりアホ!」
「うっ…」
こんしんの一撃やな。俺にも来るわ…。くらりんよりアホかぁ…。まぁ、しゃあないよな。だって俺ら人間だもん。魔界の常識がわかるわけないしな。それすらわからんのに、勉強はもっとわかるわけないやん。
『ただいまー…』
カルエゴ先生いないし暇やな。帰ってきたら勉強教えてもらおう。カルエゴ先生頭良さそうだし、全部の教科わかるかな?いや、他の教師とも絡みたい!よし、基礎だけでも専門の教師に教えてもらおう!最初は誰に教えてもらおうかな…。
「Aどうした。ご飯いらないのか?」
『え?今なんじ?』
「もう9時だぞ。明日も朝早いんだから早く食べて風呂入って寝ろ」
『はーい』
もうそんな時間だったかー。教師に聞くとこをひとつずつ確認してたらこんな時間に…。とりあえず明日は魔歴と拷問学聞こう。
ラッキーデビル
パイモンちゃん
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hibiki(プロフ) - β=nanasi³さん» ありがとうございます!場面想像すると尊さで⚪︎んでしまいますよね。わかります! (2月24日 15時) (レス) id: de3ac271a4 (このIDを非表示/違反報告)
β=nanasi³ - …みんな尊いっすね…!私も場面を想像してたらタ ヒにそうです(?)やっぱ最高です! (2月24日 15時) (レス) @page30 id: 18b89fe2f6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:hibiki | 作成日時:2023年10月23日 22時