84、練習と行方不明 ページ43
Aside
歌っていたら、カルエゴ先生がいた。いや、何しに来た？俺の声聞こえて、そばにいたいから来たのか？
「粛に。練習するぞ」
どうやら、指導をしてくれるそうです。え？俺の練習にも付き合ってくれんの？校歌以外の曲をカルエゴ先生が歌ってるイメージないんだけど。その後、入間くんとプルソンは6時間ぶっ通しでやらされた。いや、俺の練習は？
「少しは身についただろう。続きやるぞ、起きろ」
「ふぁい…」
『大丈夫？』
「大丈夫じゃない…」
「貴様らは圧倒的に曲の理解が足りていない。まぁ、選んだ曲が厄介ではあるが…。この曲のテーマは、愛だ」
「ぶふっ」
『ふっ…』
カルエゴ先生の口からそんな言葉出たら笑うよな。プルソンは御手をされてた。その後、カルエゴがピアノを弾いたが、とりあえずいけ好かないなと思った。
「貴様らは各自でやっておけ。Aは来い」
『うっす』
俺が歌ってそれを指導されるだけの時間。6時間とまではいかなかったけど、2時間ぶっ続けだった。疲れた…。
「貴様の声は綺麗だからな、感情や強弱、あとはイメージが上手く出来ればほぼ出来るも当然だろう」
『あ、そこまでじゃないんや。え、こんなんでええの？』
「まぁ、音感も取れてるしズレもほぼないからな…。あとはあいつらに合わせろ」
『はーい』
カルエゴ先生は夜も入間くんたちに付き合うということで帰らないとのこと。だから俺も泊まることにした。
「お待たせしました」
ダンスチームと初めての合同練習。入間くんとプルソンで何か計画してるらしく、入間くんは貴族が着るようなものを着ていて、姐さんに何か言っている。アズとクララとリードはめっちゃ混乱しているな…。
「常日頃から貴方に惹かれていました。そんな貴方を想って書いた
そして、俺たちは音楽を発表する。途中からダンスチームが割って入って、少し形になった。荒削りではあるけど、なんとかなりそうやな。
-数日後
「プルソンは都合により、退学の準備をしている」
「えっ…」
『マジか…』
「課題のハードルが下がったんだ。貴様らにとってはラッキーだろ」
「そりゃ、位階でみればそうだけど…」
ここまで一緒にやってきたんだから、そりゃこうなるよな。いない間腑抜けてるのも良くないから、練習はしっかりやった。クオリティもだいぶ上がってきて、音楽祭もあと1日までやってきた。
プルソン、戻ってくるかな…。
ラッキーデビル
パイモンちゃん
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hibiki(プロフ) - β＝nanasi³さん» ありがとうございます！場面想像すると尊さで⚪︎んでしまいますよね。わかります！ (2月24日 15時) (
レス) id: de3ac271a4 (このIDを非表示/違反報告)
β＝nanasi³ - …みんな尊いっすね…！私も場面を想像してたらﾀ ﾋにそうです（？）やっぱ最高です！ (2月24日 15時) (レス) @page30 id: 18b89fe2f6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：hibiki | 作成日時：2023年10月23日 22時
