46、盗賊と謝罪と遊戯 ページ5
Aside
『カルエゴ先生ー、さっきぶりー!』
「なんだ急に。たとえAだろうとハンコは押さんぞ」
『ちょっと来てー!』
「おい!引っ張るな!」
カルエゴ先生を引っ張って、入間くんのとこに連れて行く。召喚シールで呼ぼうとするとこにジャズが家系能力で私物を取るらしい。そんなん、俺に任せればいいのに…。俺なら一緒に住んでるし、俺の方が後に出るから問題ないぞ。なのに、賭けがてらやるらしい。ほんと、問題児だよな…。
「カルエゴ先生からハンコを貰うのは難しいので、俺の使い魔「エギーちゃん」の足跡からハンコを貰おうかと…」
「ダメだ!絶対に!」
すごい揉めてんな。人気のないとこに連れてかなかったら大変なことになってただろうな。ジャズは楽しそうに私物を盗んでた。
「いいか!絶対足跡とか認めないからな!」
「Aに言われてもですか?」
「あぁ。ハンコは全部集まったら渡してやる」
「ちぇ〜。分かりました、また後日」
「おい。使い魔召喚シールは置いていけ」
『厳しいな…』
どんだけ使い魔状態になるのが嫌なんだ…。これ関係なくても、俺のお願いでも使い魔になってくれないんかな?普通に見てみたかったんだけどな…。よし、気持ち切り替えてモモノキ先生のとこ行くか!
『あ、モモノキ先生!ちょっと話をしてみたくて…!』
「話…?」
『はい!今、教師と話すのにいいタイミングなんで、話しかけに行こうかなと!あと、これ(カルエゴの私物)あげます!』
「そ、そんな勝手に…!」
「あげるので、ハンコくれませんか?趣味やら、教師に対してやら書いてありましたよ」
「う…」
入間くん、結構乱暴やな…。俺はただ話したいだけなのに!ロイヤル・ワン関係ない!ただ話してたい!ハンコはなんとか貰えたみたいだけど…、俺は話してたかった!
「A、行くぞ」
『はーい…』
リードのとこに向かってるときにサブノックが見えた。全力でブルシェンコ先生に謝罪してた。あれか。入学式の時に降りかかったやつか。こう見ると凄い成長したよな、ほんと。
「あ、Aちゃん!どうしたの?」
『オリアス先生のかっこいいとこみたくて見にきた。あ、俺はなんも協力しないからね!』
そして、くらりんが考えたゲームが始まった。2人が踊ってんの可愛いし、姐さんが相の手を入れてんのも可愛い。癒しだな、この空間。そして、見事リードの勝利!悔しがってるオリアス先生も可愛い!
『オリアス先生かっこいいし、可愛い…』
ラッキーデビル
パイモンちゃん
34人がお気に入り
「魔入りました!入間くん」関連の作品
この作品を含むプレイリスト ( リスト作成 )
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
hibiki(プロフ) - β=nanasi³さん» ありがとうございます!場面想像すると尊さで⚪︎んでしまいますよね。わかります! (2月24日 15時) (レス) id: de3ac271a4 (このIDを非表示/違反報告)
β=nanasi³ - …みんな尊いっすね…!私も場面を想像してたらタ ヒにそうです(?)やっぱ最高です! (2月24日 15時) (レス) @page30 id: 18b89fe2f6 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:hibiki | 作成日時:2023年10月23日 22時