45、ロイヤル・ワン ページ4
Aside
「教室移動を要求する」
「急に来て何かと思えば、なんだその犯行声明文は…。そして、なんだそのキャラは…。」
「あの教室はボロい。その上、校舎が古いから暑さも寒さも凌げない。それに、登校すら苦労する」
「他に教室がないのだから仕方ないだろう」
職員室に着いて、入間くんがカルエゴ先生に教室の不満を言っている。カルエゴ先生、苦労してるんだなぁ…。カルエゴ先生の後ろにはロビン先生とダリ先生が見える。ロビン先生とはそんな話したことないな、そういえば。後で話しかけに行こ。
「「
「あそこは我が校が誇る名誉教室だ。貴様らごときが使用するなど、身の程を知れ」
『入間くーん?流石に無茶ではー?』
「なら、俺たちが「
「教職員
「はーい、交渉成立!約束破るなよ、先生!粛に」
ありゃりゃ。入間くん、悪周期だとほんとに別人だなぁ。まぁ、それもそうか。みんな出て行ったけど、俺は教師と話したいし後で追いつこう。
『カルエゴ先生大丈夫ー?』
「…貴様も協力する気か?」
『俺はできることないからなー、実際。だって、ダリ先生とかハンコ押すでしょ?あと、カルエゴ先生は最後だし、俺に出来ることなんてなくね?助言くらいはするけど…』
「そうか」
ほんとにその通りだと思う。みんな適材適所でやるのに、俺はダリ先生とカルエゴ先生でしょ?ダリ先生なんか、もう許可書にハンコ押して用意してんもん。流石にカルエゴ先生は最後だから、俺って何すればいいんや?とりあえず、後で入間くんに聞くか。
「あははっ!ほんと、問題児クラスは面白いですね!」
「A除いて、アホなだけです」
『学校でくらい贔屓しないでー』
「カルエゴ先生って、Aちゃんにだけ弱いですよね!そんなんでいいんですかー?ねー、ねー」
そして、ロビン先生はカルエゴ先生に本を頭に乗せられた。プルプルしながら耐えてる。かわいい。また今度話かけにこよ!流石に追いかけないと行けないし。
「A、遅い」
『ごめーん!カルエゴ先生と話してたー』
「まぁいい。とりあえず、最初はジャズだ」
そして、俺たちの教室移動をかけた闘い(?)が幕を開けた。
ラッキーデビル
パイモンちゃん
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hibiki(プロフ) - β=nanasi³さん» ありがとうございます!場面想像すると尊さで⚪︎んでしまいますよね。わかります! (2月24日 15時) (レス) id: de3ac271a4 (このIDを非表示/違反報告)
β=nanasi³ - …みんな尊いっすね…!私も場面を想像してたらタ ヒにそうです(?)やっぱ最高です! (2月24日 15時) (レス) @page30 id: 18b89fe2f6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:hibiki | 作成日時:2023年10月23日 22時