検索窓
今日:48 hit、昨日:28 hit、合計:10,046 hit

45、ロイヤル・ワン ページ4

Aside

「教室移動を要求する」

「急に来て何かと思えば、なんだその犯行声明文は…。そして、なんだそのキャラは…。」

「あの教室はボロい。その上、校舎が古いから暑さも寒さも凌げない。それに、登校すら苦労する」

「他に教室がないのだから仕方ないだろう」

職員室に着いて、入間くんがカルエゴ先生に教室の不満を言っている。カルエゴ先生、苦労してるんだなぁ…。カルエゴ先生の後ろにはロビン先生とダリ先生が見える。ロビン先生とはそんな話したことないな、そういえば。後で話しかけに行こ。

「「王の教室(ロイヤル・ワン)」を開けろ」

「あそこは我が校が誇る名誉教室だ。貴様らごときが使用するなど、身の程を知れ」

『入間くーん?流石に無茶ではー?』

「なら、俺たちが「王の教室(ロイヤル・ワン)」を使用するにたる生徒だと証明しよう。バビルス教師過半数の移動許可書を2週間以内に集める」

「教職員全員(・・)の許可書を3日(・・)以内。加えて、王の遺物に手出しする以上、それ相応の…ー」

「はーい、交渉成立!約束破るなよ、先生!粛に」

ありゃりゃ。入間くん、悪周期だとほんとに別人だなぁ。まぁ、それもそうか。みんな出て行ったけど、俺は教師と話したいし後で追いつこう。

『カルエゴ先生大丈夫ー?』

「…貴様も協力する気か?」

『俺はできることないからなー、実際。だって、ダリ先生とかハンコ押すでしょ?あと、カルエゴ先生は最後だし、俺に出来ることなんてなくね?助言くらいはするけど…』

「そうか」

ほんとにその通りだと思う。みんな適材適所でやるのに、俺はダリ先生とカルエゴ先生でしょ?ダリ先生なんか、もう許可書にハンコ押して用意してんもん。流石にカルエゴ先生は最後だから、俺って何すればいいんや?とりあえず、後で入間くんに聞くか。

「あははっ!ほんと、問題児クラスは面白いですね!」

「A除いて、アホなだけです」

『学校でくらい贔屓しないでー』

「カルエゴ先生って、Aちゃんにだけ弱いですよね!そんなんでいいんですかー?ねー、ねー」

そして、ロビン先生はカルエゴ先生に本を頭に乗せられた。プルプルしながら耐えてる。かわいい。また今度話かけにこよ!流石に追いかけないと行けないし。

「A、遅い」

『ごめーん!カルエゴ先生と話してたー』

「まぁいい。とりあえず、最初はジャズだ」

そして、俺たちの教室移動をかけた闘い(?)が幕を開けた。

46、盗賊と謝罪と遊戯→←44、入間の悪周期?


ラッキーデビル

パイモンちゃん


目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.1/10 (10 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
34人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

hibiki(プロフ) - β=nanasi³さん» ありがとうございます!場面想像すると尊さで⚪︎んでしまいますよね。わかります! (2月24日 15時) (レス) id: de3ac271a4 (このIDを非表示/違反報告)
β=nanasi³ - …みんな尊いっすね…!私も場面を想像してたらタ ヒにそうです(?)やっぱ最高です! (2月24日 15時) (レス) @page30 id: 18b89fe2f6 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:hibiki | 作成日時:2023年10月23日 22時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。