71、ボス魔獣の討伐 ページ30
Aside
『ふぅ…』
今は夜中。暗くて悍ましい森だけど、そんな森の中にある洞窟に潜って1人で獣と戦っている。幸先よく、ボスクラスの魔獣とは出くわしていないから、そこまで体力は減っていない。でも、ボスクラス倒さないと勝てないよなぁ…。朝方になったら、ポイントを取られる前に1回報告塔に預けに行こう。
「そんなんじゃ魔王にも矛にもなれないなぁ！」
『あれって…』
なんか煽ってるような声が聞こえて、声のする方に行けばアズとサブノックのペアとどろどろ兄弟がいた。お前らも夜中戦っていたのか。俺は教師いないと体力有限だから、強すぎる相手とは戦う気はない。でも、ボスクラスの魔リンゴが弱っていたから、参戦することに決めた。
『俺もまーぜて！』
「A様っ！？危険です！というか寝てないんですか！？」
『寝てないけど、体力は入間くんのポイントで作った食料で満タンになっているから大丈夫！』
その後のアズの心配する言葉を無視して、1人でボスクラスに立ち向かう。ドロドロ兄弟も凄く驚いている。その2人の情報しか持ってないからなのか、俺を煽る様子がなかった。俺、煽られた方がやりやすいんだけどな…。
『おるぁ！』
イポス先生との特訓で鍛えた闘いで、1人で多少圧倒することが出来ている。それでも、ボスクラスともなれば簡単には倒れてくれない。でもここまで鍛えることができるイポス先生は本当に凄いんだろうな。
「A様が1人で…」
「これは己らも負けてられないなぁ！」
俺の闘いを見たからか、サブノックがドロドロ兄弟に当てられてた家系能力「
「A様！危ないです！」
『わぁ、びっくりした。悪い子にはお仕置きだね！』
急に魔獣が俺に攻撃をし返して来た。だけど、俺はどんな状態でも冷静に対応できるように鍛え上げられている。そんな短期的な行動なら、ボスクラス相手でもかわせば意味がない。そのまま隙を入れずに蹴りと拳を同時に与えれば、ボス魔獣は倒れた。
『俺が倒したから、俺が貰っていきまーす！あざしたー！』
「A様、このポイントあげます！」
『いらん』
「ですが！」
『てことで、おつしたー！じゃねばい！』
そのままあっけらかんとしている4人を置いて、報告塔に行く。そこにいる教師に褒めてもらおう！弱ってるとはいえ、俺が倒したもん！
ラッキーデビル
パイモンちゃん
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hibiki(プロフ) - β＝nanasi³さん» ありがとうございます！場面想像すると尊さで⚪︎んでしまいますよね。わかります！ (2月24日 15時) (
レス) id: de3ac271a4 (このIDを非表示/違反報告)
β＝nanasi³ - …みんな尊いっすね…！私も場面を想像してたらﾀ ﾋにそうです（？）やっぱ最高です！ (2月24日 15時) (レス) @page30 id: 18b89fe2f6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：hibiki | 作成日時：2023年10月23日 22時
