63、クララの家 ページ22
Aside
起きたら、取材陣が押し寄せていた。リードたちはどうやら裏口から帰るそう。俺はカルエゴ先生が帰る時に一緒に帰ろうかな。
「こんな騒ぎになるなんて…」
「理事長が大々的に言うからですね」
「これだと家の方も取材陣でいっぱいかと…」
『どこかで隠れられればいいね』
「じゃあ、うちくる？」
と言うことで、何故か俺も一緒にくらりんの家で過ごすことに。カルエゴ先生は何かあったらすぐ呼べっていいながら帰ってった。過保護の方は調子いいようで…。
「ウェルカムマイホーム！」
「入って早々喧しいですね…」
『あれ？今日はあの子いないの？』
「うん！うーちゃんは学校だよ！」
どうやら、前に兄弟を静かにさせた男の子は学校のようで…。遺伝子の抵抗が見て取れたもんな…。あのキラキラに圧倒されてたカルエゴ先生が面白かった。
「ごほんほん！」
「本読むの？」
「なら、これがおすすめよ〜！」
そして見せてくれたのはくらりんの幼少期のときのアルバムだった。くらりんが慌ててる…。珍しいな…。
「どの家も母は強いってことで…ー」
パチン
「惜しい！顔だった！アズアズ白いからキャンバス！」
どこもわいわいしてるな…。入間くんと俺はちびーずに好かれた。めっちゃ頭の方によじ登ってくる。トランプしたり、食べたり、遊んだり…。気づいたら夜になってた。
『子供って体力すごい…』
「流石に疲れるね…」
「魔クラ投げしない！？」
「流石に…」
「じゃあ『お眠りの儀式』してあげる！おいで！」
そして、アズが無理やりくらりんの膝の上に…。凄く嫌がってたのに数秒で寝た。はや。そして入間くんもされてすぐ寝て、俺の番になった。なんか歌ってる…。癒しやな、この歌声。日の光って感じ…。暖かいな…。
「おやすみ」
-翌日
「働かざる者は食うべからず！朝ごはんは自分で収穫！」
何故か朝から収穫祭みたいなことされてる…。でもなんだろう？一夜でかなりスッキリしてる。くらりんのこもり歌の効果なんかな？んー、まぁどうでもええか。
「大きいぺけぽん獲ったら勝ち！」
『どれかわからん…』
「成長記録、更新ね」
ラッキーデビル
パイモンちゃん
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hibiki(プロフ) - β＝nanasi³さん» ありがとうございます！場面想像すると尊さで⚪︎んでしまいますよね。わかります！ (2月24日 15時) (
レス) id: de3ac271a4 (このIDを非表示/違反報告)
β＝nanasi³ - …みんな尊いっすね…！私も場面を想像してたらﾀ ﾋにそうです（？）やっぱ最高です！ (2月24日 15時) (レス) @page30 id: 18b89fe2f6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：hibiki | 作成日時：2023年10月23日 22時
