62、アクドル再び！ ページ21
Aside
「これ、来てください」
『えぇ、嫌です…』
今はけろりんにアクドルになれと迫られている。どうやら、混乱しているのを鎮めるためにアクドルをやろうとしているらしい。だけどなんで俺まで！？やりたくないのになぁ…。
「はい！来ていきますよ！皆さん待ってます！」
『が、頑張ります…』
そして、俺は再びるるとして歌わないといけないことになった。くろむちゃん…、なんでこんなことしなきゃいけないの？
「みんな聞いて！外には魔獣がいる。怖いよね…。でも！冷静になって考えてみて！私の可愛いと魔獣の怖い、どっちが強い？」
「「可愛いーー！！」」
わぁ、本物のアクドルはやっぱり違う…。やっぱり俺はやらなくても…。
「そして！今日はお願いしてるるにも来てもらったわ！ということだから、みんなよく聞くのよ！」
『あっ…。えっと…、るるです！よ、よろしくねっ！』
「じゃあ、いっくよー！」
そしてそのまま歌うことになった。最初はくろむちゃんが1人で『恋する乙女は最強無敵』という自身の曲を歌った。俺は誰も知るはずのない曲を歌って、2人で盛り上げていた。
「じゃあ、最後の曲行くよっ！ほら、るるも一緒に！」
『えっ、何歌うの！？』
「もちろん最後は『君の小悪魔黙示録❤︎』！行くよっ！」
そして、最後までなんとかるるとして歌いきった。あー、恥ずかしかった…。そして、少し外の様子見ようと外に出れば、入間くんとロノウェが見えた。
「チェルーシル！！」
そして、入間くんが膨大な魔力を飲み込んで、事態は収拾した。はぁ…、なんとか無事でよかった…。その後、カルエゴ先生というかモフエゴ先生に凄く心配された。迷子のこととか今の魔獣の件とか…。
『けろりーん、姐さーん！もう外出ても大丈夫だよー！』
「まっ！治っているわ！凄い！」
「一体何が…」
『入間くんが膨大な魔力飲んだ』
そのあとロノウェのお父さんのご厚意によって近くにあるローズベルトホテルに泊まらせて貰うことになった。そこに着いて理事長とも合流をし、理事長は涙の雨を降らせまくっていた。
「最っ高ね！」
俺たちは好きな服なんでも１着プレゼントされることになった。えー、どうしよっかな…。特に欲しいのなかったから、今日一回来た服にすることにした。
「また今度どっか行きましょ！」
どうやら、またいつかこのメンツでショッピング行くらしい。まぁ、楽しかったしいっか。
ラッキーデビル
パイモンちゃん
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hibiki(プロフ) - β＝nanasi³さん» ありがとうございます！場面想像すると尊さで⚪︎んでしまいますよね。わかります！ (2月24日 15時) (
レス) id: de3ac271a4 (このIDを非表示/違反報告)
β＝nanasi³ - …みんな尊いっすね…！私も場面を想像してたらﾀ ﾋにそうです（？）やっぱ最高です！ (2月24日 15時) (レス) @page30 id: 18b89fe2f6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：hibiki | 作成日時：2023年10月23日 22時
