61、迷子と魔獣 ページ20
Aside
『えっと、ここどこ…？』
現在、迷子中です。連絡をしようとしたけど、スマホの充電切れていた。昨日充電し忘れたのが仇となった…。あまり使わないと思ってそのまま大丈夫だと思ってたのにな…。どうしようか…。
「えっと、A？なんでここにいるの？1人？」
『うん。あれ？入間くんも1人なん？』
「うん…。迷子になっちゃって…」
『同じやな…。地図持ってる…？』
「持ってないし、携帯もつかない…」
『詰みか…』
どうやら、2人まとめて迷子になったらしい。これ、いろんな人心配するだろうな。歩いてどうにかしようとしていたら、前方から向こうの方に仲間がいるからおいでって声かけられる。これって、もしかして…。
『に、逃げないと…』
「でも、体が…」
もふっ
「僕の弟と妹になんか用？」
そこに救世主が来た。誰かと思ったら、僕っ子の綺麗な美人さんだった。わぁ、かっこよ…。
「あそこはダメ！危ないから。じゃあ気をつけてね」
ふぅ…。あの人のおかげでなんとか助かった…。後で敵になるんだけども…。2人で落ち込みながら歩いてたら、さっきの美人さんが来て、楽しませようと俺たちを見守ってくれた。動物触れ合い広場に行ったり、観覧車乗ったりした。観覧車を降りれば、バラム先生がいた。
『バラム先生！』
「Aさんも一緒にいたんだ！」
「入間様！A様！無事でしたか！？」
「だ、大丈夫…。ごめんね、心配かけて…」
その後、バラム先生がオペラさんに連絡をして、俺も元のチームに戻ることができた。迷子になったのは軽く黒歴史となったけど、少しだけでもアトラクションに乗れてよかった。その後、オペラさんにしっかりと説教を受けた。オペラさん、こわぁ…。
「わかりましたか？次からは勝手に行動しないでくださいね」
『はい…。深く謝罪します…』
そして、引き続き回ろうとしたら、大きな魔獣が現れた。目の前に来すぎて凄いびっくりしたんだけど…。その後、オペラさんが俺たちを1人で守って、避難所に行くように指示する。
『俺も闘いたいけど、絶対力不足だよなぁ…。なんかできないかなぁ？』
「あれ？そういえば、クララちゃんは？」
「いませんね…」
アメリ会長はオペラさんを手伝うために戻った。多分、くらりんもそっちにいるんだろうな…。周りの人も凄く不安そうにしている。入間くんやリードあたりも大丈夫かな…。
「Aさん、ちょっと来てください」
『え、どこ行くのー？』
ラッキーデビル
パイモンちゃん
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hibiki(プロフ) - β＝nanasi³さん» ありがとうございます！場面想像すると尊さで⚪︎んでしまいますよね。わかります！ (2月24日 15時) (
レス) id: de3ac271a4 (このIDを非表示/違反報告)
β＝nanasi³ - …みんな尊いっすね…！私も場面を想像してたらﾀ ﾋにそうです（？）やっぱ最高です！ (2月24日 15時) (レス) @page30 id: 18b89fe2f6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：hibiki | 作成日時：2023年10月23日 22時
