56、家庭訪問(前編) ページ15
Aside
『カルエゴ先生どこ行くのー?学校ー?』
「はぁ…。理事長命令で家庭訪問だ…」
『え?俺も行きたい!ダメ?』
「まぁ、いいだろう。特に言われてないしな」
そして、カルエゴ先生の背中乗ってクラスメイトの家に訪問することになった。みんなどこに住んでんだろう?カルエゴ先生凄く嫌そう…。
「ようこそお越しくださいました。って、A様…!?」
『俺は来たいから来ただけ。あれ?アムちゃん様いないの?』
「母上は仕事が…」
あと、シンプルに出したくなかったんだろうな。13冠のアムリリス様、通称アムちゃんは息子のアズのこと溺愛してるもんな…。
「最近の学校のことは保護者に連絡してるか?」
「はい。最後の入間様も素晴らしいです」
『あ、アズ…。多分だけど、入間くんじゃなくてアズのことだと思うよ…』
「しかし、それでは優秀としか…」
『ダメだこりゃ…』
アズはいつだって入間くんのことだから苦戦してるだろうな…。カルエゴ先生もアズ見て呆れてるよ。まぁ、これがアズだからなぁ…。
「アリス兄様は凄い方なんです!」
『おぉ、慕われてるねぇ…。というか可愛い』
「でも最近は入間様、A様ばっかりで遊んでくれなくて…」
『アズ?俺のことも言ってんの?』
「はい!入間様とA様はいつだって心にいるので!」
凄いな…。だけどかわいそう…。ちょっと制限加えようかな。遊べるくらいには制限しといた方がいい気がする。なんか、俺に罪悪感が…。
「Aは気にしなくていいだろう。アスモデウスの問題だ」
『そうだけどさー。まぁ、面談の続きしよ!』
その後、アズと親戚の子供たちが追いかけっこしてるのを横目にカルエゴ先生とアズのSDが面談していた。1時間たってようやく終わった…。これがあと12?大変だな…。次はくらりんの家か。
「うぇるかむまいてぃーちゃー!!」
『うるさ…』
タス…
「訪問したので帰る」
『ちょっとー?』
気持ちはわかるよ?だけど、しっかり教師として面談してー。そして、何故かカルエゴ先生がくらりんのお母さんに趣味やら兄弟やら聞かれている。
「こらっ!先生がお困りですよ!立派な方にこのような僻地にお越しいただきありがとうございます。兄弟は僕が面倒を見ますのでごゆっくり面談してください」
「…誘拐して来たんですか?」
「実子です」
カルエゴ先生…。わかるけど言っちゃダメだよ。結局2時間かかった…。まだたくさんいるのか。長いな…。
ラッキーデビル
パイモンちゃん
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hibiki(プロフ) - β=nanasi³さん» ありがとうございます!場面想像すると尊さで⚪︎んでしまいますよね。わかります! (2月24日 15時) (レス) id: de3ac271a4 (このIDを非表示/違反報告)
β=nanasi³ - …みんな尊いっすね…!私も場面を想像してたらタ ヒにそうです(?)やっぱ最高です! (2月24日 15時) (レス) @page30 id: 18b89fe2f6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:hibiki | 作成日時:2023年10月23日 22時