番犬に拾われました。Ⅲ【魔入間】 (ページ17)

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101、問題児たちのカラオケページ17

Aside

「ということで、みんなで絶叫広間(カラオケ)！」

『いぇーい！でも、まさかカルエゴ先生が来るとは思わなかったけど…』

「来たくて来たわけではない。A1人にさせると不安だからな」

『いや、前科あると言っても、館内だから問題ないでしょ。あと、1人じゃないし…』

2年になる前に、みんな位階4になった記念にどっか行こうぜっていう話をして、カラオケに行くことになった。それで、朝にカラオケ行くって話したら、1人は心配だとか言って着いてきた。そういえば、半年前は男子だけで遊戯師団でカラオケしてたな。みんな、何歌うんだろ？

「あ、15名でーす！」

「人数多いから、２つのグループに分ける？」

『いや、全員入れるところあるでしょ。ノープランで来たけど、カルエゴ先生が予約いれたみたいだし』

「権力つよ…」

ということで、1番広い部屋を借りました！いやぁ、貴族って凄いわ。何故か最初は入間くんがくろむちゃんの曲を歌うが定番らしくて、それに巻き込まれたリードと一緒に歌ってる。

『今度、2人で(大きなステージで)歌ったら？』

「それは断固拒否！！」

「次、Aちゃん歌ってよ！」

『えー、俺くろむちゃんの曲しか歌えないよ？あと、カルエゴ先生がよく流してる魔ーケストラの音楽口ずさむくらいしか…』

「では、『恋する乙女は最強無敵』を歌ってください」

『けろりん…。まぁ、本人からの要望だしなぁ…』

ということで、言われた通り歌ってます！そしたら、ジャズリードカムイあたりがﾀﾋ亡した。そのあとも誰かが歌っては盛り上げ作業してる。カルエゴ先生は嫌そうな顔しながら、ただ見てる。

『というか、そろそろカルエゴ先生歌ってよー！』

「賛成でござる！カルエゴ先生も歌うでござるよ！」

「俺は歌わん！！貴様らの歌を聞くだけだ！」

らしいです。俺に甘いから、俺が頼めば歌ってくれるかな？って思ってたけど、そう簡単にはいかなかった。

「そんなこと言ってたら、Aちゃんに嫌われちゃいますよ」

『ジャズ、それは強引じゃ…』

「仕方ない、歌うか…」

『ちょろっ！！』

やっぱり俺に甘すぎる悪魔だった。何歌うんだろうと思ったら、悪魔学校バビルス校歌でした。いや、カラオケ来てるんだから、違うの歌えよ！で、何故か全員で歌うことになった。

「そろそろいい時間だし、終わりにするか」

『じゃあ、みんな来年もよろしくー！』

みんなとカラオケ楽しかった！よし、来年もこの調子で頑張ろう！