番犬に拾われました。Ⅲ【魔入間】 (ページ13)

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97、問題児の月越しパーティーページ13

A side

ピンポーン

「はーい」

「『あくましておめでとー！』」

『月越しの挨拶にみんなで来た！』

ということで、問題児クラスみんなで入間宅に来ました！ちょっと久々な気はするな。週末日ら辺はよくおじゃましてたけど、最近は来てないもんね。

「みんな月越しなにしてたん？」

「家族と一緒だったわ」

「僕も実家で…」

「あとはアクドル大武闘会な！」

「拙者も見たでござる！」

「デビムス可愛かったな！」

「みんなの意見を詳しく…！」

『よーし！みんな乾杯しよー！』

話題は逸らさせる、なんとしてでも。その後は、リラック酒を飲んだやつが酔って、大変なことになった。くらりんが入間くんにセクハラしてたり、アズが入間くん心配してたり、服が積み重なった上で恋バナしてたり…。とりあえずやばい。

「皆のお世話は拙者がするでござる！」

「いーや俺がやる！お前も寝てろ！」

「私はイルミとリンディ2人の曲も必要かと思ってんのよ」

「いいんじゃない？」

結構やべぇな。けろりんとアガレスのとこ、ふわふわしてるけどアクドルの話してるよ。大丈夫なの？あと、ジャズいつもはガープに任せてるだろ。酔っておかしくなってる…。

「話が通じる悪魔は残ってないのか…？あ、姐さんは！？」

「これ、どのくらい曲がるのかしらぁ？」

「姐さん！？」

「リードくん、あい。飲んで」

「ｸﾞｲｯ僕はずっと、姐さんのことが…。す…、スキップがお上手ですよねぇ…」

『勢いつけても言えないんかーい。というか、もうみんな酔ってるし…』

そう。俺はちゃんと水で割って飲んでるから、酔っていない。多分、酔ったら教師語りずっとしてると思う。俺も原液飲めって言われんのかな？

「Aは飲まないの？はい、どうぞ！」

『入間くん、それ(クララ)はいいの…？というか、飲んでるから！』

「でも普段と変わらないね〜」

『ちゃんと水で割って飲んでるんで』

みんなに押し倒されて、無理矢理飲ませられそうになったけど、なんとか回避できた。14人みんな酔ったら大変なことなんだろ！俺は絶対に酔わんぞ！13対1の攻防繰り返してたら、みんなが寝始めた。よし、俺はこいつら置いて帰ろう。帰ってカルエゴ先生に癒してもらおう。

『ただいまー…』

「A！なんかあったか？」

『みんながリラック酒を原液のまま飲んで酔ってたから疲れた…』

「よし、あいつらは課題追加だな」

それでいいと思う。俺に飲ませようとしたこと後悔しろ。ﾌｯ