【ツイステ】なぁ聞いたか？？...あのオネエ、怪力で備品壊したらしい【男主】

◆深紅の暴君−２７◆「伝説セブン！」 ページ31

ケイト「ありがと♪まず７つの寮がどんなものかって説明からするべきかな。説明の上手なトレイ君、お願い♡」

トレイ「結局俺なんだな......まぁいいけど。
　 まず、俺たちが所属してる、【ハートの女王の厳格な精神に基づく】《ハーツラビュル》寮。あとは...」



トレイ先輩の説明は懇切丁寧で、内容を知っている私でさえうっとりと聞き惚れてしまう程に興味をそそられるものだった。
いや、正直この学園の事はどうでもよくって、単純にトレイ先輩の落ち着いた声が耳に心地いいだけなんだけどさ。

学園の事でわからないことなんて、あの《お優しい》学園長にでも聞けば大抵のことはすんなりと教えてもらえるだろうし。
学園への敬意を込めて見聞を広めたいだの、敬愛するグレート・セブンについて深く掘り下げることによって自らの見識を深めたいなんてことをつらつら言えば快く教えてくれる気がする。
...ま、後者の方は邪心なしにいつでもウェルカムだけど。
今の私が彼らを、心から敬愛してるのは確かなんだし。



トレイ「＿＿＿＿＿......そして、【美しき女王の奮励の精神に基づく】《ポムフィオーレ》寮」

グリム「！エドの居る寮だな？」

『うん。正直、俺はイグニハイドを確信してたんだけどね。......実際、解散していく時にイグニハイドの生徒がこっちを名残惜しそうに見ながらグーサイン出してくれてたし。なにあれ、仲間の印？』

エース「《「主よ！なぜ彼は同胞たり得ないのですか？！」》......って、何だか知らんけど叫んでむせび泣いてるやつもいたよ。変わってんだな、あそこの寮生って。
　 それに、俺はエドがポムフィオーレっての、似合ってると思うけどな〜。あそこ寮長も綺麗な人だったしさ、エドも...その、努力家だし？顔が綺麗ってのは、本当だしさ」

ユウ「当たり前じゃん。なんせエドはイケメンに煩い私のお眼鏡に、一発でかかった逸材なんだから！！！」



何処か誇らしげに胸を張っているユウ。

...張る胸がない、なんて言える奴がいたら見てみたい。
ついでに言えば、その後強力な《ド変態撃退パンチ》を受けるところまでじっくりと観察させていただきたいものだ。



デュース「...エド、幾らなんでもユウの、その、胸元を凝視するのは失礼だと思うぞ」

『』←

ユウ「あ〜ら...ふふっ。エド？ちょっとでいいから...お腹を出して(殴らせて)くれる？」

『......お手柔らかに』

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