【ツイステ】なぁ聞いたか？？...あのオネエ、怪力で備品壊したらしい【男主】

◆深紅の暴君−２３◆ ページ27

...覚悟はしてたつもりだったけど、やっぱ尋常じゃなく顔がいいな...？？？
なんだ、なんなんだツイステッドワンダーランド。
顔が良くないと人権がないとかそんな法律でもあるのか？？？



ケイト「よろしくね、噂の不思議ちゃん♪」

『不思議ちゃ...えっ？』

ケイト「あれ、渦中のキミはなんにも聞いてない？今学校中の噂だよ？ポムフィオーレの女王様が特に目をかけてる、期待の新星だってね。
　 やっぱり、近くで見るとほんと綺麗だよね〜！！さっすがあそこの寮生ってカンジ♪」



...ちょっと待ってくれ。
誰が、誰に目をかけてるだって？？？



『......目をつけられてる、の間違いなんじゃ...』

ケイト「！！！ｯあっははははははは！！！！！！！！！！！さいっこう...！キミ、面白いんだね！」



なんかよくわからないけど、気に入られたのかもう一枚写真撮られた。
だからあの、まず、許可を取ってからにしようよ！！！？



何故私が寮長...ヴィル先輩に目をかけられているという噂が立てられているのか。

全く見当もつかずに、もしかすれば他にも知らぬところで噂の種となっているのではと冷や冷やしながら一応自己紹介。
というか、さっきから会話に入れずにケイト先輩の横で笑顔だけ此方に向けてくれるトレイ先輩が不憫でならないし。



『えっと...もう知ってるかもしれないけど、エド・ベルです。......ご存じの通り、ポムフィオーレに入りました。ほんと、不本意と言うか、なんで？って疑問に思うところではあるんですけど』

トレイ「闇の鏡が決めたんだから、間違いはないさ。それに、入学式での妙な行動はこの際抜きに、ポムフィオーレは妥当だと誰もが思ってる」

『褒められてるのか貶されてるのか、判断がとても難しい』

エース「つか、アンタ誰？さりげなー...く会話に入ってきたけど、実はさっきから滅茶苦茶気になってたっつーか......」



私達が気を使って言えなかったことを言ってのけるエースの図太さ！
そこに痺れる憧れるゥゥゥ！！！！(脳内ファンファーレ)



トレイ「おっと、悪い。俺はトレイ。トレイ・クローバー。ケイトと同じくハーツラビュルの３年だ」

ケイト「あ、そういえばオレも君には名乗ってなかったかも。ケイト・ダイヤモンド。トレイ君の以下同文！！可愛い後輩ちゃん達には、特別にけーくんって呼ばせてあげてもいいよ♪」

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