【ツイステ】なぁ聞いたか？？...例のオネエ、どうやら結構いい奴らしい【男主】

◆PROLOGUE−４７◆「軽率タクティクス！」 ページ3

【大食堂】


◆






デュース「僕、魔法石を取りに行きます！」



ほぼほぼ終わってたよ畜生。
大食堂に向かっている途中で物凄い音が聞こえてきたから、まさかとは思って足をはやらせたけど...どうやら来るのが遅れて、見どころの殆どを見逃してしまったようだ。

轟音の通りもうシャンデリアは大破していたし、犯人であるエース、デュース、グリムとユウも学園長にしこたま怒られた後......あ〜あ、折角問題児たちの最初の事件をこの目で拝めると思ったのに。



丁度いいくらいの時間だと思ったんだけどなぁ...尽く、思うようには進まない。
私が本来介入することのないモブだからだろうか...とぼんやり考えながら、足元にまで散らばったシャンデリアの破片をそっと拾い上げ、灯りに照らされて煌めくそれを記念にと拝借。

ＮＲＣ生らしく、気に入ったら自分のものにしなくっちゃね〜...って言っても、これの主成分が何なのか調べたいだけなんだけど。勿論、気が済んだらこっそり戻すつもりではある。一応。
...まぁ、バレなかったらそれはそれで...←

取り合えず、話が終わるまではここで大人しく見守っておくとしよう。
今私が出ていくと話がややこしくなりそうだし、野次馬連中にまた変な噂たてられるのもご勘弁。



(干渉はしたいけど、やっぱり我が身は一番かわいい...許せユウ、ここでは君が主人公。悪いことにはならないさ)



心の中で友人にぐっと親指を立てながら、私はまるで親の様に温かい目をして慌てる彼らを傍観した←



学園長「ですが、鉱山に魔法石が残っている確証はありません。閉山してしばらく経ちますし、魔法石が全て掘り尽くされてしまっている可能性も高い」

デュース「退学を撤回してもらえるなら、なんでもします！」

学園長「.........いいでしょう。では一晩だけ待ってさしあげます。明日の朝までに魔法石を持って帰ってこられなければ君たちは退学です」

デュース「はい......！ありがとうございます！」

エース「はーぁ、しゃーねぇ。んじゃパパッと行って魔法石を持って帰ってきますか」

学園長「ドワーフ鉱山までは鏡の間の扉(ゲート)を利用すればすぐに到着できるでしょう」

デュース「はい！」

グリム「ハッ！な、なんだぁ...？オレ様は一体なにを......」

ユウ「...ずっと気絶してた方が、幸せだったかもね」



リアルで見るイベント、神々しすぎて拝み倒しそう。
うちの(？)ユウを見ろよ、煌々と輝いてるじゃんもう←

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