◆PROLOGUE−22◆ ページ27
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遅くなりましたけど、寮分けお願いしてもよろしいですか〜とへらへら鏡に近寄れば、それまで呆気に取られて棒立ちしていた学園長も正気を取り戻したらしい。
カツカツと靴音を響かせ近づいてきた彼は、じいっと私の顔を見つめ、そして...
学園長「あれ...?もしかして君、一番最後まで残っていた寝坊助さんですか?」
『そうです俺です。アンタが置いていったから一人で鏡の間に向かおうとしたのに、教わった道が間違ってたもんでついさっき辿り着いたんですよ。
全く...困ったもんだ』
学園長「...いえ、教えた道は間違ってない筈ですが...?...............まさか貴方...まy」
『まぁ過ぎた話はもういいじゃないですか!水に流しましょうよ、ね!?俺、早く自分の寮知りたいなぁ!最後の一人だしちゃっちゃと終わらしちゃいましょうほら!!』←一息
最後まで言わせないように声を張り上げて鏡の前に。
...私は信じない、私が迷っ.........絶対に信じないからな!!!(泣←
16にもなって迷子なんかにならないもん!!!←つい先ほどまで迷子だった人
闇の鏡「汝の名を告げよ」
『...エド・ベル』
闇の鏡「お前の魂は......」
『(...オタクの行きつく先はみな同じ。おめでとうイグニハi)(((闇の鏡「ポムフィオーレ!」
な、なにいィ!?』
なんで私があんなきらきらしいところに!!
いや、嫌なわけじゃないけど、でもどうして!?
どう考えてもオタクはイグニハイド行きでしょ!?←
ヴィル「...あんな騒がしそうなのがうちの寮だなんて...」
...あのヴィル様に盛大なため息を貰いついでに、ふらりと眩暈まで起こされたようです。
私のガラスのハートはボロボロだよ畜生。
何が悲しくて、まだ一度も会話したことない美人に呆れられなきゃならないんだ......私が何かしたか?(?)
言っておきますけどね、幾らヴィル先輩が誰より美しく女性的であろうが、私の前世は本物の女子なんですからねッ!!
女子力では絶対に負けない......いや、普通に美意識とかで負けると思うし、そこで買ってしまうと男としての大切な何かを失ってしまうような...
《結論》。
ヴィル様はこの世の誰よりも美しい(確信)←
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雨水(プロフ) - だれかさんさん» コメントありがとうございます〜!!今後様々な事件が起きるにつれてマブ達との絆も深まってまいります!もっと面白く読めるよう尽力してまいりますので、今後ともよろしくお願いいたします〜〜! (2021年12月12日 1時) (レス) id: c39e48623f (このIDを非表示/違反報告)
だれかさん - おもろくてすきです (2021年12月12日 1時) (レス) @page47 id: e7b132919e (このIDを非表示/違反報告)
雨水(プロフ) - kanameさん» ありがとうございますwww今後もギャグパート、それ以外でも面白いと思って頂けるように頑張ります!! (2021年12月6日 15時) (レス) id: c39e48623f (このIDを非表示/違反報告)
kaname(プロフ) - 唐突に「我がナ〇スの科学力はぁああ!」のやつ出てきて吹き出しましたwwwテンポ神すぎて笑いこらえれないwww最高ですwww (2021年12月6日 5時) (レス) @page18 id: 7565f8d7cb (このIDを非表示/違反報告)
雨水(プロフ) - フランとベルさん» 大正解です!本来の台詞を一部変更し、エドに叫ばせてみましたw (2021年11月4日 13時) (レス) id: c39e48623f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:雨水 | 作者ホームページ:http://hibiki
作成日時:2020年12月4日 2時