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赤羽業
僕の隣の席の生徒。素行不良の天才児

何故其奴が僕の目の前にいるのだろう
カ「…ねぇ、君が転校生君?」
『…カルマ君かな?今日は学校に行くの?』
カ「うん行くよ。隣同士仲良くしようよ俺達」

カルマが手を差し出してきたのを、笑顔で握り返した。烏間さんの言う通りなら、此奴の腕はクラスの中でもトップクラス……仲良くしても損は無い



カ「警戒しないんだ…ビッチ先生は手出してくれなかったのに」
『…え?イリーナったらそんな事したの?』
カ「酷いでしょ?俺信用されて無いみたい」
『笑いながら言う事かな…』
カ「……ビックリしたよ。俺、凛裏が激しいと思ってたのにさ…面白くない」



カルマの言葉に心の奥でドキリとする

『それなら面白いのは渚君とかじゃない?危害加え無さそうな雰囲気でしょう?』
カ「それ言えてる。」


2人でたわいの無い話をしながら旧校舎へと登っていく。赤羽業・・・要注意人物かもしれない。気を抜かないようにしなきゃ




カ「…凛は何で殺し屋になった訳?」
『うーん…単純に才能があったからかな。僕が作戦を練ればそれだけの成果が出た……ただそれだけだよ』

カ「…辞めたくないの?」
『まっさかぁ!僕はこの仕事嫌いじゃないからね。自分の能力を最大に発揮出来るから。そういうカルマは?夢とかあるの?』

夢…蜂蜜をふんだんに入れたミルクよりも甘ったるいモノ。自分で言って反吐が出そうだ。捻り潰したくなる


カ「まだ無いかな」
『カルマなら何でもなれそうだね。あ、今日の集会、来なきゃ駄目だよ?サボり魔君』
カ「えー…面倒くさい」









僕は夢なんか見ることは無かった
殺した親からの勉強…暴力…目……。才能は確かにあった。それは実際に殺ってみて実感した。


初めてなのに恐怖を全く感じなかった。
目の前に倒れて血を流しているモノを無関心に刺した。

其れから戦場では、指揮官として考えた作戦で数え切れない人間を殺して殺して殺した




死神に言われた事がある
「…君は詰まらなさそうに人を騙して殺すんだね」

『……貴方だけには言われたくないですよ死神様』



いつしか偶に自分の手が黒く見える時が出てきた。でも、焦りは無かった。本当の事だから……僕は仮面を付けて生活している。偽りの仮面を


・・・死にたい
そう思っても何故か死ねなかった。だから、待つ事にした。誰かが僕を殺してくれるのを


なるべく痛く死にたい…生きている心地が欲しいから

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設定タグ:暗殺教室 , 男主 , 悪主   
作品ジャンル:アニメ
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- 42話からしばらく名前のとこが(1人)になってますよ!! (2018年4月13日 17時) (レス) id: 8e3edf3d3f (このIDを非表示/違反報告)
黒夜(プロフ) - 悠さん» コメントありがとうございます!見た瞬間、凄く嬉しくて跳ねてしまいました(*´ω`*)これからもよろしくお願いしますね♪ (2017年12月21日 23時) (レス) id: eead03add3 (このIDを非表示/違反報告)
- 楽しいですっ!更新頑張って下さいっ! (2017年12月19日 13時) (レス) id: a5cd8a01d7 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:黒夜 | 作成日時:2017年10月6日 22時

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