どうか僕を殺してくれませんか？【暗殺教室】【男主】

特別編 メリークリスマス皆 ページ34

今日は聖なる夜クリスマス
凛はサンタにナナシはトナカイの格好をさせられ、教室で開かれたパーティに参加していた

『メリークリスマス皆♪』
カ「わーいサンタさん、プレゼント欲しいなぁ」
『…いつもいい子な君には採れたての殺せんせーの触手をあげちゃうよ♪』
カ「わーい♪」
殺「私の触手が!!」


凛はあははと笑いながらナイフで殺せんせーを攻撃していく

『僕もプレゼント(対象の命)欲しいな！』ﾆｺｯ
殺「…ぶ、ブラックサンタクロースだった！！」









パーティが終わり、着替えて帰ろうとすると烏間に呼び止められた

『…なんだい？また新しい作戦案…』
烏「…違う。メリークリスマス凛、ほら俺からのプレゼントだ」

箱を受け取ると少しずしっときた。一体何が入っているのだろう。おそるおそる開けてみると瓶詰めになっているゼリービーンズが出てきた。カラフルでとても綺麗だ

『…僕はいい子じゃないよ』
烏「なら俺からの特別報酬といえば納得するか？お前は何だかんだ言いながらも、いつも頑張ってくれてるからな」

烏間はきょとんとしている凛の頭を撫でた
凛は瓶をぎゅっと抱きしめると小さく笑った


『特別報酬なら仕方が無い…貰ってあげる。堅物の烏間さんが頑張って買ったんだろうしね！』
烏(……嬉しそうで何よりだな)

プレゼントを貰った凛はそう言いながらもプライベートで初めて貰ったプレゼントに喜んでいた。しかも、自分の好きな甘い物だから更に嬉しかった


帰り道、貰ったゼリービーンズをひと口食べると口の中で甘さが広がる

･･･仕方が無いからナナシにも少しあげよう。何だって今日はクリスマスだ。冷蔵庫に入れていた特上のチーズでも開けてやろう。チーズはナナシの大好物だからね


凛は上機嫌に帰路を再び歩き出した

凛は知らない。家に帰るとナナシが腕を奮った豪華な食事が並んでいる事を･･･ナナシからのプレゼントだ


『ナナシ、チーズ喜ぶだろうなぁ♪』
ナ(…まだ帰ってくるな。ケーキが出来ていないから)ｱｾｱｾ

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