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鷹岡が出ていく条件として出したのは勿論暗殺だった。ナイフ…といっても本物のナイフで当てたら良いと言うもの

飴と鞭…それが彼の教官としての武器なのだろう
実に非合理的だ。それにそういうのは好きじゃない。洗脳とかは程度によるけどまだマシだ


烏間さんは迷ったようだが、迷わず僕にナイフを渡した。演技スタート。僕の情報を鷹岡は知らず油断しきっている…なら殺るのは簡単。さっさと済ましてしまおう

烏「…頼む。この中で殺れるのはお前だと確信し…俺はお前を信頼している。なら」
『大丈夫。殺る…二人の分もあるからね』

ナイフを受け取って口にくわえ軽く腕を伸ばす

鷹「烏間ァ、そんなモヤシを選ぶなんてお前の目も雲ったなぁ!」


・・・五月蝿いなぁ。と思いつつ、本物のナイフを初めて持って怯えている少年の演技をする。正直、ナイフ何て暇な時弄って遊んでるから馴染みまくっている訳だけど…


…鷹岡先生に優しい殺し屋の僕自ら教えてあげよう。殺し屋と軍人は違う。軍人は力や見た目、殺し屋は…技術といかに普通に殺すか

だから、僕は微笑んで普通に、普通に道端を歩くように近寄って…殺った


鷹「ッ!?!!」
((なっ!!))
『…あはっ♡鷹岡せんせー捕まえた…』

何が起こったか分からない表情をしている
怯えた表情はもっと見たいけれど…取り敢えず勝ったからいいか


『ごめんね鷹岡先生。でも、皆を傷つけた事は許せない…勝敗は決したから約束通り出ていってくれ給え。』
鷹「ッ!…もう一度だ!次は」
『…諦めが悪い男は嫌いじゃないよ。だけど・・・次は手加減無しで殺す……いいかなぁ?』

気に止まっている赤い目をしたカラスがカァーカァーと鳴いて一斉に飛び立つ。同時に凛の青い瞳に影が差した…

燐火は銃の方が得意と噂されているが本当はナイフ術の方が好きだった。肉を切る感触を刃を伝って感じる事が出来たから


高(…何だ今の殺気ッ!此奴真逆殺し屋…)
『…さて、出てき給えよ理事長先生。』
學「バレてたんだね。流石だ。」

理事長がニコリと微笑みかける
…この人、僕と似ている人材だが或る意味恐ろしいのはこの人の方だと思う。だって、簡単に人をきることができる人間だから


學「…解雇通知です。今後貴方はこの学校で働く事は出来ない」

くしゃりと鷹岡の口に解雇通知書が詰め込まれる


僕は帰ろうとしている理事長を引き止めた
『…悪い人だねぇ君も』
學「何の事かな?」


嗚呼、矢張り僕達は似た者同士だ

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設定タグ:暗殺教室 , 男主 , 悪主   
作品ジャンル:アニメ
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- 42話からしばらく名前のとこが(1人)になってますよ!! (2018年4月13日 17時) (レス) id: 8e3edf3d3f (このIDを非表示/違反報告)
黒夜(プロフ) - 悠さん» コメントありがとうございます!見た瞬間、凄く嬉しくて跳ねてしまいました(*´ω`*)これからもよろしくお願いしますね♪ (2017年12月21日 23時) (レス) id: eead03add3 (このIDを非表示/違反報告)
- 楽しいですっ!更新頑張って下さいっ! (2017年12月19日 13時) (レス) id: a5cd8a01d7 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:黒夜 | 作成日時:2017年10月6日 22時

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