全部 みんなのためだったんだ

謝罪 ページ27

金田一「ちょ、お前ら…」


『…ごめんなさい』


私は、深く、深く頭を下げた


「謝ってすむことじゃねぇだろ！！！」


「そうだそうだ！！」「マネージャーやめろ！！！」


『マネージャーはやめません。』


女子2「は…っ、ふ、ふざけんな！！！！！」


女子3「さっさとやめろよ！！！！！！」


『やめません』


頭の上から怒鳴られる


女子1「ふざけないで！！！！！！！」


何かが頭に当たって、落ちる


足元に落ちたのは、パックジュースのゴミ


次々と何かが投げつけられる


たまになにか固くて大きいものが当たって、よろけそうになるのを必死にこらえる


金田一「お前らやめろ！！」


金田一くんの足音が聞こえた


こっちに近付いてきている


『金田一くん、ダメ』


右手を横に突き出して、金田一くんを止める


金田一「で、でも…」


他のクラスから集まってきたのだろうか


廊下の方からも、騒いでいる声が聞こえる


国見「！！！！！


先輩！！！！！！！！！」


国見くんだ


『ダメ！！国見くんは戻って！！』


国見「嫌だ！！！お前らどけろ！！！」


人が邪魔で入ってこれないんだろう


好都合だ


『国見くん、お願いだから、戻って』


国見「っ…けど…」


『ね？』


国見「っ…」


『ごめんなさい。ごめんね、緋奈ちゃん


けど、マネージャーを辞める気はない』


男子1「お前…っ、ふざけんなよ！！！！！」


ｶﾞｯ


頭を殴られる


『いっ…！！』


今度は耐えられることはなく、前に倒れる


金田一「！！！！なにやってんだ！！！！」


起き上がって、私を殴った人を見る


本当の怒りの表情は、こういうものなんだろう


大丈夫。いつもと同じ


ただ、いつもより少し痛いだけ


みんながそれを見ている


ただ、それだけだから


水樹「(ﾆﾔｯ…)」


その後4回ほど殴られるた後、駆けつけた先生によって止められ、家に帰された


緋奈ちゃん、これでいいですか？

更新じゃなくてごめんなさい！！！→←作者からーっ！

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