第3話 ページ6
『え…？』
見に来てくれんの？という問は、いかにも自分がイベント主催ですと言わんばかりの言動だ。
もしかして、目の前の彼は間違いなく…
『も、もも、もしかしてキヨさん…？！あの、最終兵器俺達の？！』
「え、今更？！」
お互いに驚きながら顔を見合わせる。
ということは、私は何の因果かキヨさんに二回も助けてもらったのか。
『あ、あの私！最終兵器俺達の皆さんが大好きで…！！えっと、あの！イベント参加も初めてで緊張してて！えっと…！！』
急なことで言葉が出てこない。
でもそんな私の拙い言葉をキヨさんは黙って聞いてくれてる。
…少し肩が震えてる気がするけど？
「ありがとー、イベント楽しんでってね。
…あ、イベントの席とかどの辺？」
『あ、チケットこれです！』
イベント初参加の私はどの辺の席かなんてうまく説明出来ないからカバンから慌ててチケットを出して見せた。
「あーなるほど」と零しながらチケットを見るキヨさん。
なんかあの、近い…！！
「ありがとー…って、なんか顔赤くない？」
『ひゃい？！』
チケットに注がれていた視線が自分に向き、驚きのあまり後ずさってしまう。
そんな私を笑いながら見てるキヨさん。
「あー、俺そろそろ行かねぇと本気で怒られるわ。イベントの最後楽しみにしてて。」
そう言い残してキヨさんは走っていってしまった。
イベント最後…なにかサプライズでもあるのだろうか？
なにせ初めてのイベントだから、全部が全部楽しみでならない。
キヨさん含め、最終兵器俺達の皆さんのイベントを楽しむべく、私は会場に向かった。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 189人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「実況者」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ねこ助(プロフ) - 研磨LOVEさん» ありがとうございます！中々更新できず申し訳ありません…！亀更新ですが、頑張ります！ (2018年8月15日 20時) (
レス) id: 01b69b86d4 (このIDを非表示/違反報告)
研磨LOVE - めっちゃ面白いです！更新、いつまでも待ってます。 (2018年8月1日 0時) (レス) id: 275071a833 (このIDを非表示/違反報告)
°☆*+.める.☆*+。 - ねこ助さん» 全然大丈夫ですょ！！！(*'▽'*) 気長に待ちますのでお身体には無理しなぃ程度に更新してくださぃ！( ´ ▽ ` ) (2018年4月18日 21時) (レス) id: 35131b408c (このIDを非表示/違反報告)
ねこ助(プロフ) - °☆*+.める.☆*+。さん» 応援ありがとうございます！まったり更新していくのでこれからもよろしくお願いします！！ヽ(*´∀｀)ノ (2018年4月18日 17時) (レス) id: 01b69b86d4 (このIDを非表示/違反報告)
°☆*+.める.☆*+。 - めちゃんこ大好きです！((唐突な告白)) 更新楽しみにしてます！ (*'▽'*)頑張ってください！応援してます！！(≧∀≦) (2018年4月18日 16時) (レス) id: 35131b408c (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ねこ助 | 作成日時：2017年6月30日 9時
