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第2話 キヨside ページ5

「朝から慣れねーことすると疲れるべや。」

そう独り言を零しながら俺は目的のイベント会場に向かう。
時計を見ると…やっべ、またリハ間に合わねえ。
電車でちょっと可愛い子いんなーって思って見てたら痴漢されてるし、漫画かよと思いながらも助けた。

こーすけとフジにまた怒られんな、そう思いながら開き直って歩いて人の少ない会場裏を通っていこうとした時。

「あんた舐めてんの?」

『そ、そんなこと…』

という声が聞こえた。
イベント始まってもねぇのにまた面倒事かよ、そう思って視線を送ると朝の痴漢にあっていた女の子だった。

奇跡かよ、あの子には悪いけど俺は少しラッキーと思った。
特別すげえ可愛い訳では無い、のぞみーると比べたら全然一般人だけど。
でも好みだと思ったんだから、二回も助けたら向こうも気にしてくれんじゃね?…ラッキーだろ。

俺は迷わず助けた、平手打ちとかいい度胸じゃねえか。

「あのさぁ、そういうのめっちゃ見てて腹立つからやめてくんない?」

そういってそのままズバッと思ったこと全部言って撃退してやった。ざまあみろ。

そしたら目の前には今朝の彼女。

『あ、あの…!!1度ならず2度までも助けていただいてありがとうございます…!!!』

そういって頭を深々と下げた。
びっくりもしたけどそれ以上に、朝のことを覚えててくれたことが嬉しかった。

「え?!…あ、あぁ、電車の時の…?」

そういって覚えてない風を装う。
全部覚えてたら不自然じゃねえかなって思って。

『はい、あの時はお礼を言えなくてすみませんでした。』

「いや、いーって、頭あげてくんない?なんか俺か脅してるみたいっつーか…」

『わ、わかりました。』

そういって会話を交わしてる時、当たり前のことに気がついた。
今日は俺たちだけのイベント、それに着てるってことは彼女も少なからず俺達のファンなのだろうと。

俺はとっさに「今日のイベント見に来てくれんの?」と聞いてしまってた。

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設定タグ:実況者 , キヨ , 最終兵器俺達   
作品ジャンル:恋愛
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ねこ助(プロフ) - 研磨LOVEさん» ありがとうございます!中々更新できず申し訳ありません…!亀更新ですが、頑張ります! (2018年8月15日 20時) (レス) id: 01b69b86d4 (このIDを非表示/違反報告)
研磨LOVE - めっちゃ面白いです!更新、いつまでも待ってます。 (2018年8月1日 0時) (レス) id: 275071a833 (このIDを非表示/違反報告)
°☆*+.める.☆*+。 - ねこ助さん» 全然大丈夫ですょ!!!(*'▽'*) 気長に待ちますのでお身体には無理しなぃ程度に更新してくださぃ!( ´ ▽ ` ) (2018年4月18日 21時) (レス) id: 35131b408c (このIDを非表示/違反報告)
ねこ助(プロフ) - °☆*+.める.☆*+。さん» 応援ありがとうございます!まったり更新していくのでこれからもよろしくお願いします!!ヽ(*´∀`)ノ (2018年4月18日 17時) (レス) id: 01b69b86d4 (このIDを非表示/違反報告)
°☆*+.める.☆*+。 - めちゃんこ大好きです!((唐突な告白)) 更新楽しみにしてます! (*'▽'*)頑張ってください!応援してます!!(≧∀≦) (2018年4月18日 16時) (レス) id: 35131b408c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ねこ助 | 作成日時:2017年6月30日 9時

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