標的１８６ ページ27
それに、私はリングに隠された力があるのを知ってる。
死ぬ気の炎と呼ばれる沢田さんが灯す炎…。
あれは自分に流れる波動とリングさえ合えば灯せるらしい。
そして、記憶を失う前にすべての炎を灯せることを私は確認済みだ。
9色すべての炎がそれぞれリングに灯ったのには感動した。
でも、黒と白の2色…これは私達レガーメファミリーの炎だ。
確か父がチェスの炎だと言っていた気がする。
チェスの炎も7色らしいのだが、私はまだ2色しか発見していない。
「(今はリングのことを考えてる場合じゃない。
恭弥と人質の子が心配だ)」
早く行こうと足を踏み出した時、異変を感じた。
誰かが私を狙ってどこかから殺気を放っている…？
見渡してみるが、怪しいものは何ひとつない。
気のせいだったのかもしれない。
ピリピリしてるせいかな…。
また歩き出そうと踏み出した時、私はすぐに横へと飛び避けた。
ドガァァン！！
私がいた床は壊れ、プスプスと煙を立てている。
どうやら電気系の攻撃をしてきたらしい。
注意深く辺りを探るが、昔のような勘は鈍って使えそうにない。
とりあえずこんな狭い空間で戦うのは危険だ。
恭弥や人質の子がどこにいるかわからない以上、巻き込んでしまう可能性がある。
痛いのを承知で窓から自分の身を投げた。
ドサッ…
「うっ…」
背中を強打したため、なかなか立ち上がれない。
やっぱり3階から飛び降りるのって無理があったのかな…。
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ユメ(プロフ) - クルさん» ありがとうございます！続編などの関係で更新が遅れますが、温かい目で見守ってやってください(*´∇｀)ﾉ (2016年10月3日 6時) (
レス) id: 5b1c909768 (このIDを非表示/違反報告)
クル - この作品大好きです！更新頑張ってください！応援してます！ (2016年10月2日 22時) (レス) id: bdfc419512 (このIDを非表示/違反報告)
ユメ(プロフ) - FRANさん» ありがとうございます！グダグダで申し訳ないのですが、とりあえず主人公の過去に何があったかを大雑把にわかっていただけたら幸いです。そうですね、お互い頑張りましょう(*ﾟ▽ﾟ)ﾉ (2016年9月15日 20時) (レス) id: 5b1c909768 (このIDを非表示/違反報告)
FRAN - 黒曜編面白いです！私も急いで更新を、、、 (2016年9月12日 9時) (レス) id: aa7090aeed (このIDを非表示/違反報告)
ユメ(プロフ) - ミリさん» ありがとうございます！これからもよろしくお願いします(*´∇｀)ﾉ (2016年8月30日 17時) (レス) id: 5b1c909768 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ユメ | 作成日時：2016年8月23日 16時
