僕の幼馴染がチョイスに出る件について←【REBORN 雲雀成り代わり～チョイス編～】 (ページ5)

今日:1 hit、昨日:0 hit、合計:36,565 hit

星雲281 ページ5

入『属性マークの横に…』

そこまで言って入江は何かに気付いたのかハッとする。

入『そうか…！！各属性の参加人数！！』

白「さすが、いい勘してるね正チャン。そ♪ジャイロルーレットでチョイスされたのは実際にフィールド内で戦う各属性の戦士の数だよ」

山「属性によって人数ちがうのかよ」

ツ「でもボンゴレとミルフィオーレで合計がちがう？」

白「これがチョイスの醍醐味だよ♪ボンゴレは大空に嵐に雨が一名か～。いい引きしてるじゃないか綱吉君」

あー、綱吉には超直感があるから…うん。

獄「ちょっと待て！だったら一番下の□はなんだ！？あんな属性見たことねぇ！」

白「ん？あぁ、あれは無属性。
つまりリングを持たぬ者を示しているんだ。

君達は〝2〟だから2名を選出しなくちゃならない」

リ「それで全員連れて来いってわけだったんだな」

『…ねえ』

ふと声が聞こえ振り返れば前髪で片目を覆った少年のような少女のような…性別がよくわからない人間が立っていた。

うわ、い、いつの間に！！？

蓮『俺、黒蓮。君は？』

……えっと…僕に話しかけられてるんだ、よね？

雲「恭…雲雀恭…だけど」

ちょっと警戒気味に一歩下がれば『恭、覚えた』と無表情で言ってくる。

……え、えぇっと…

ただジッと見て何も言わない彼。
……と思いきや、いきなり抱きついて……って、ん？

蓮『なんか恭、落ち着く匂いがする』

スン、と香りを嗅ぐ仕草をする黒蓮？にピシッと固まった。

恭「え、あ、いや…あの…」

蓮『なんで？』

いや、逆になんで！？
お、落ち着くと言われても困るんだけど！！？

蓮『…まあいいや。お持ち帰りする』

いやするな！！

と内心突っ込んでいると何者かにグッと腕を引かれた。
振り向けば不機嫌そうな綱吉が僕の腕を掴んでいる。

黒『…あ、』

ツ「あの…オレの彼女(・・)になんか用ですか？」

恭「ちょっ！綱吉！！」

今、〝彼女〟の部分強調したよね…？
え？し、しました、、、よね？

あ確かに僕は綱吉の彼女だよ？
彼女…だけど！！

元男だった僕の心境はなんか…
その複雑といいますか……なんと言いますか…

ツ「恭は黙って」

あ、はい……
ってあれ？僕、綱吉と普通に話…できてる？

黒『…挨拶』

ツ「そう」

心なしか綱吉、黒蓮の事睨んでいるような…？
気のせい、かな？

すると白蘭が黒蓮の名を呼ぶ。
その声に反応するように黒蓮は白蘭へと駆け寄った。