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星雲308 ページ33

ユ『……みんなは……わかってくれます』


そう覚悟を瞳に宿したユニと祈梨。その2人の瞳をみて綱吉は何を思ったのか「あーもー」と頭を荒くかき手を差し伸べる。


ツ「わかった…オレ達と一緒にくるんだ。みんな、この子らを守るぞ」

仕方ねーからな。と呟く綱吉の頰は少し赤かった。

ありゃこりゃちょいと恥ずかしがってるな。

雲【……何をニヤついてるの?】

ツナのデレの部分を見れたから…かな。

あはは、と内心笑う僕に恭は「あっそ」と一言。


…それに比べて恭さんは……デレをあまり見せないクールでツンデ…ごめんなさい。


ゾワゾワと殺気を感じ即座に謝るとユニと祈梨がお礼を述べた。しかもとても可愛い笑みを浮かべて。

桔『白蘭様、ユニ様を連れ戻すための攻撃許可を』

白『……うん』




白蘭が許可を出した直後、数個の火薬玉が桔梗達を襲い爆発する。視界を塞がれた桔梗達の前にでっかな鮫が現れた。


お〜〜フカヒレにしたら美味しそうだな…じゅるり。

スクア-ロ「そうこなくちゃなあ!!」

あ、そういえばあの鮫。スクアーロの匣アニマルだったね。すっかり忘れてた。

ランボ「シャケ!!」

ハ「サメです!」

ディーノ『奴は時間をかせぐ気だ。ツナ、ここはいったん退いて態勢を立て直した方がいい!』

ツ「退くって言われてもな…ここ、どこまでいってもビルだろ?」

ユ『でしたらみなさんをここへ運んだ超炎リング転送システムが近くに来てるはずです』

ツ「……並盛からワープしてきたアレか?」

祈『アレだ』

スパナ『本当だ…ボンゴレ基地上空に金属反応がある』

ツ「スパナ、お前無事だったのか」

スパナ『ん』

リ「転送システムを使えば並盛町に帰れそうだな」

斬りかかるスクアーロを華麗に避ける桔梗はこちらに雲属性の炎を纏った木の枝をダーツのように投げてきた。それを獄寺のSISTEMA C.A.I.で防ぐ。


桔『!!』

獄「今度はぜってー止めてやるぜ」

あ、威嚇する瓜さん可愛い。
……ってそれより恭さん。何故不機嫌そうなの?


雲【……僕も戦いたい】

ちょっと我慢してくれ……あ、舌打ちしない。



獄「10代目!!今のうちに転送システムへ!!」

ツ「っ、恭弥は!?」

恭「え?あー獄寺と一緒に足止めしとく」

群れるのは嫌だけど……仕方ない。
つかそうじゃないと誰が桔梗達を足止めできるんだって感じだけどね……


ツ「わかった…いこうみんな!!」


そう言って綱吉達は転送システムへと行ってしまった。

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通りすがり - こんばんは。久しぶりに覗いてみたのですが、この先の続編はもうないのでしょうか? 続きがあるなら是非読んでみたいです。 更新いつまでもお待ちしております。 (2020年3月18日 22時) (携帯から) (レス) id: 4f4058a2da (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:稔白ニャンコ | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2017年5月13日 0時

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