星雲295 ページ20
了「入江！！」
桔梗のマーレリング灯った……その時。
ズドオオっという大きな地響きが轟いた。
ﾃﾞｨｰﾉ『なんだ、今の地ひびきは……！』
皆が目を見開く中《異空間を脱出した》という無線が入る。
こ、この声は……
ﾃﾞｨｰﾉ『ツナか！！あ…あれは…あの破壊力は…間違いない！！』
ーX BURNERー
綱吉の目の前に連なるビルが何棟も破壊されていた。
こ、これは色々とすごい。
リ「異空間ごと吹きとばしたんだな」
入《よくやった綱吉君…山本君と標的を倒すんだ》
ガクン、と膝をつく入江に《ダメだ》と綱吉は言う。
超ツ《山本、敵の標的を頼めるか。オレは正一のいる基地に戻る》
入《何を言ってるんだ綱吉君…僕のことより先に標的を倒すんだ！！》
超ツ《仲間を見捨てるわけにはいかないだろ》
それでこそ綱吉！！
綱吉は真っ黒大魔王だけど根は優しいから。
山《ああ、行ってくれツナ！標的はオレ一人で充分だ！！》
入《……君達…》
超ツ《頼んだ》
そして綱吉は方向転換し入江の下へと向かう中、桔梗のマーレリングが再び光を放った。
そして木の投げ矢が入江の腹に命中し入江は倒れこむ。
それと同時に綱吉が到着したらしく入江の名を呼んだ。
超ツ《正一！！》
桔《ハハン、もう終わりましたよ》
超ツ《おまえ…っ》
瞳に怒りを宿した綱吉は桔梗に攻撃を仕掛けるが防がれてしまった。
桔《もう終わりと言ったでしょう。あなたと闘う理由はありません》
くっ、と悔しそうに顔を歪める綱吉は桔梗に背を向け入江に寄ろうとする。
でもそんな綱吉をチェルベッロが止めた。
ﾁｪﾙﾍﾞｯﾛ《お待ちください。入江氏の標的の炎を厳密にチェック致しますのでおさがりください》
超ツ《くっ…こんな時に…》
《ツナ！！》
するとここで山本が綱吉の名を呼ぶ。
山《こっちも倒したぜ》
スクリーンが切り替わりデイジーと山本がいる部屋を映す。
ﾃﾞｨｰﾉ『敵の標的も』
ﾊﾞｼﾞﾙ「同時に…倒れてる！！」
了「まさか…ドロー引き分けか！？」
《野球バカにしては…よくやったじゃんか…》
獄寺の声が聞こえ綱吉は地面に着地し、額に灯る死ぬ気の炎を消す。
ツ《獄寺君、無事だったんだな》
獄寺に駆け寄る綱吉は安堵の表情を浮かべていた。
獄《申し訳ありません10代目！！オレなんかより……入江の野郎が……》
ﾁｪﾙﾍﾞｯﾛ《標的の炎は体内の全生命エネルギー2%以下になると消滅します》
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通りすがり - こんばんは。久しぶりに覗いてみたのですが、この先の続編はもうないのでしょうか？
続きがあるなら是非読んでみたいです。
更新いつまでもお待ちしております。 (2020年3月18日 22時) (携帯から) (
レス) id: 4f4058a2da (このIDを非表示/違反報告)
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