僕の幼馴染がチョイスに出る件について←【REBORN 雲雀成り代わり～チョイス編～】 (ページ15)

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星雲290 ページ15

京「次郎に小次郎だって！おもしろーい！！」

ハ「すごいネーミングセンスですね…」

言うな、三浦。
僕も少し思っちゃったから。

山《さてとっ》

山本は再び小次郎を空へと飛ばす。

山《言っとっけどこれからだぜ、オレ達の本気は》

ﾃﾞｨｰﾉ『匣兵器にも驚くがそれを使いこなす山本の成長がハンパねぇぜ』

リ「ああ、今までにねえ気迫が奴の剣をこれまでとは別次元の強さにしてんな。一体何があったんだ？」

リボーンの問いかけに腕を組んでたスクアーロが、剣への覚悟だぁと答える。

ス『あのカスには超一流剣士に必要な素質を十二分に備えているが一つだけ弱点があった。剣士になりきれねぇ甘さだぁ。

動機と期間が気に入らねぇが全てを剣に捧げるその覚悟が奴を本物の剣士にした』

リ「2択を迫られ剣を選ぶってのは初代雨の守護者そのものだな」

あかの発言にバジルが反応する。

ﾊﾞｼﾞﾙ「！初代ボンゴレファミリーのですか？」

リ「ああ、奴の剣は世紀無双と言われその才能は誰もが認めるところだったが本人は何より音楽を愛し自分の剣を一本も持たなかったという。

だがある時、異国の友であったボンゴレⅠ世のピンチを聞きつけた奴は何の躊躇も無く命より大事な楽器を売り武器と旅費に変えて助けに向かった。

友の為に全てを捨てることをいとわなかったんだ。楽器と引換に作った奴の武器は3本の小刀と1本の長刀だったという」

山《小次郎、形態変化(カンビオ・フォルマ)》

ピイィ、と甲高く鳴く小次郎は急降下して時雨金時と合体した。

ﾊﾞｼﾞﾙ「時雨金時とツバメが合体した！！」

リ「あれは長刀だ。やはり山本のボンゴレ匣は全てを洗い流す恵みの村雨と謳われた朝利雨月の変則四刀！！！」

ｼﾞｬﾝﾆｰﾆ《ツバメと時雨金時が合体して…長刀(ロングブレード)に！！》

ﾊﾞｼﾞﾙ《あれが山本殿のボンゴレ匣》

山《準備はできたぜ、幻騎士》

幻騎士に笑いかける山本に幻騎士は《よかろう》と言った。

幻《貴様を全力で葬るに値する剣士と認めてやる…
だが後悔するな。これでオレに情けはなくなる》

サアア、と霧属性が幻騎士を包み込み骨丸出しの幻騎士が姿を現した。

それにより笹川妹達が悲鳴をあげる。

ビ『あれがヘルリングの戦力倍加！！』

山《おでましだな》

幻『フルパワーだ。力が何倍にも増幅する…！！だがなぜだ…なぜこれほどの力をもつオレを認めてくれぬのだ…』

その幻騎士の言葉に山本は首を傾げた。