僕の幼馴染がチョイスに出る件について←【REBORN 雲雀成り代わり～チョイス編～】 (ページ14)

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星雲289 ページ14

斬撃を放つ幻騎士に山本は即座に匣兵器を開け刀で足に絡まってる蔓を切り落とし距離をとった。

ちなみに今の行動は一瞬の出来事である、ﾏﾙ。

ス『ツイてねえのはてめーだぁ。幻騎士』

山《ヘヘッ、リベンジできるこん時をまってたぜ》

幻《その刀をしょった犬が貴様のボンゴレ匣か》

山《うん、まあそんなとこ》

しゃがみこむ山本は犬否次郎を撫でる…

山《秋田犬で次郎ってんだ。オレの小刀3本の面倒を見てくれてる》

ワンっ！！と元気よく鳴いた次郎は山本の頭を甘噛みする。

元気があってよろしい！！次郎、可愛いぞ！！

京「わぁかわいいワンちゃん！」

ハ「すごい甘えっぷりです」

にしてもスクアーロの奴、頭抱えてどーしたの？

山《でもオレ、この間のあんたみたいに本当は刀を4本使うんだ》

リ「4刀流か」

らしいね。

山《ってことで4本目とりに行っていいか？》

あははと頭をかく山本は立ち上がり飛ばされた時雨金時を見る。

山《さっきはじかれちゃってさ》

幻《確かに多少の成長はしたようだが一度攻撃を凌いだ程度で…図にのるな》

幻騎士の目がカッと光る。
おー、目からビームとか出そうな勢いですね。

するも山本は小刀の柄を握ってボンゴレリングに炎を灯す。

そして勢いよく前に噴射させ時雨金時をとる。
と同時に小刀をもう片手に持ち替え下に噴射。

宙で一、二回転した後再び小刀に炎を噴射させる。
その時に時雨金時を竹刀から刀へと変刀させ攻めた。

まあ防がれてますけど。
はじかれ地面に着地する山本の周りに巨木が覆ったが少し経てば山本は巨木から脱出に成功した。

幻《ありえん！完全に幻海牛と同調したオレの幻覚を見破るなど！》

駆け寄ってくる次郎の頭を山本は撫で「作戦成功だなっ」と笑う。

山《次郎に気をとられて上の方には気がいってなかったみてーだもんな》

山本が言うと幻騎士を見上げ目を見開いた。

幻《雨燕！！》

山《あーやって幻ウミウシが作った巨木に雨属性の炎をまいたんだ。

そんで雨属性の炎の特徴は〝鎮静〟だぜ。

雨を浴びた幻ウミウシの動きは〝鎮静〟の作用でどんどん鈍って遅くなっていくがお前のスピードは変わらないから同調しているつもりがズレていく》

リ「幻覚の動きの合ってないところが幻騎士の位置ってわけだな」

山《あっちなみにこいつは、小次郎ってんだ》

空を飛んでいた小次郎が宙で弧を描き山本の指に止まる。