星雲288 ページ13
な、なんか綱吉…手応えなさすぎだろーとか思ってそう。
顔が少しつまんなそう。
超ツ《だが標的を倒さなければ勝利とはならないんだな》
入《うん》
ﾁｪﾙﾍﾞｯﾛ《その通りです。標的ルールでは先に敵のターゲット標的の胸に灯る�猊古�の炎�瓩鮠辰靴進�が勝ちとなります。入江正一氏もデイジー氏も健在なのでバトル続行です》
すると綱吉は何を思ったのか
《このまま空中から敵の標的に向かう》と言った。
だがその一言に入江は《それはダメだ！！》と却下する。
入《敵が二人以上残っている限りはさみうちにされる危険性がある。炎を消してバイクで向かうんだ！》
超ツ《……わかった》
綱吉は少し納得してない表情を浮かべ、渋々入江の指示通りに動いた。
リ「常に最悪の事態を考え手をうつ。やるな正一」
赤ん坊がそこまで評価するってことは、やるのね入江。
ｽﾊﾟﾅ《正一、山本武のいる地点に敵が接近 距離50》
入《山本君！！》
入江が山本の名を呼べば山本は反応する。
入《そこから敵は視認できるかい？》
山《今んとこは見えねーな》
入《恐らく幻覚で姿を隠しているんだ。どのみち敵は囮を撃破してくるはずだ。君の刀が届くレンジまで囮の高度を下げ近づけるから敵が囮にひきつけられている隙を逃さず先制攻撃をするんだ。勝率はグンと違ってくる》
すると山本が何かに気付いたのか即座にバイクから降り竹刀ケースから時雨金時を取り出す。
入《山本君…？聞いてる？》
山《何かいるみてーだ。わりーな、あとで》
入《了解！》
ゆらりと揺れる囮の炎。
その囮からピシッという音が聞こえた。
それと共にダッと走る山本は囮から生えた蔓を見つける。
蔓は囮を壊し地面まで到達、そしてオレの足を縛り時雨金時を弾いた。
山《やっべ》
びゅ、と風をきる音と同時にオレは即座に体をそらすと地面に蔓が突き刺さった。
《とどめを刺してやる》
そこにいたのは猿だった。
えー、動物の猿ではありませんよ、ここ重要。
山《お前は猿とかいう…》
猿《九死に一生を得ながらまたしてもオレに葬られるのだな。山本武》
山《！？……またしても？》
猿《これならわかるか》
猿は霧に包まれ現れたのは幻騎士だった。
山《幻騎士！！》
入《そんな…綱吉君が倒したはずでは…》
リ「とんでもねーのが紛れてやがったな」
あー幻騎士ね、はいはい。
幻《オレとの実力の差は知っているな。ツキのない男よ…さらばだ》
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通りすがり - こんばんは。久しぶりに覗いてみたのですが、この先の続編はもうないのでしょうか？
続きがあるなら是非読んでみたいです。
更新いつまでもお待ちしております。 (2020年3月18日 22時) (携帯から) (
レス) id: 4f4058a2da (このIDを非表示/違反報告)
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