僕の幼馴染がチョイスに出る件について←【REBORN 雲雀成り代わり～チョイス編～】 (ページ28)

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星雲303 ページ28

入『ミルフィオーレに射殺された時に使われたのは〝特殊弾〟だ。僕がすり替えた〝死ぬ気弾〟のような弾で未来の君は仮死状態だったんだ』

ツ「じゃあ、あの棺桶は敵の目をあざむくためのカモフラージュか…？』

入『ああ』

獄「…10代目は生きてた………」

入『仮死状態ではあったが彼は棺桶の中で綱吉君が来るのを楽しみに待ってたはずだ。

彼は処刑の前日に言ってたよ』

もうすぐ一番可能性を持った頃のオレが来る。

そう言う入江に綱吉は目を見開く。
にしても、うむ…10年後の綱吉見てみたかったな。

入『たしかに経験も体力も知力も今の自分よりはるかにおとる…でもあの時の自分が仲間との毎日の中で成長力と意外性がある。

白蘭を倒せる。一番の可能性をもった自分だって』

リ「それならオレも同感だぞ。お前らの伸び盛りっぷりは何度もミラクルをやってのけてきたからな」

ツ「…未来のオレは本気で10年前のオレ達を…？」

自分を指差し尋ねる綱吉に入江は『そうだ』と一言。

入『君達を待っていたのはボンゴレリング目的の白蘭サンじゃない…むしろ白蘭サンを倒せる君達を誰よりも待っていたのはこの時代の綱吉君や僕だ！！』

リ「……選ばれたツナ達と…選ばれた時代か…」

ツ「それなのに…オレ達は負けた…
そんな大きな意味や想いがあるなんて知らずに…」

その時だった。

『そ、君達の負け♪』

白蘭の声が聞こえたのは。

白『僕の事こんなによくわかっているのに残念だったね正チャン』

声の方角を見ると白蘭と真7弔花の姿があった。

ツ「白蘭！！」

白『結局どの世界でも僕には勝てないのさ。約束は守ってもらうよ。ボンゴレリングは全ていただいて…君達はどうしよーかなー？』

うーんと笑いながら悩む白蘭に『待ってください！』と入江が待ったをかける。

入『約束なら僕らにもあったはずだ…覚えてますよね……大学時代僕とあなたがやった最後のチョイスで僕が勝った……だが支払うものがなくなったあなたはこう言った……

「次のチョイスで遊ぶ時はハンデとして正チャンの好きな条件を何でものんであげるよ」

…今それを執行します。
僕はチョイスの再戦を希望する！！』

すると白蘭は『うーん』と唸った後、、、

白『悪いけどそんな話覚えてないなあ』

と言う。

入『うそだ！！あなたが勝負事を忘れるなんて！！』

白『ムシがよすぎるよ』

入『でも約束は約束だ！！あなたはチョイスには誠実だったはずだ……』