星雲08 ページ8
ーー翌朝in並盛空港にて。
父さんに連れられやってきたのは並盛空港だった。
ガラガラとスーツケースのタイヤを転がしながら歩く。
父「ここで待ってろ」
父さんはそれだけ言い残すと受付へと歩いた。
僕はそれを見送りただ呆然としていると…
？「君…一人？」
アルトにも似た女性が声をかけてきた。
ふと見上げると
白銀色の髪に赤に近い紅色の瞳。
髪は腰ぐらいまであってポニーテールになっていた。
「一人じゃないです。父さんと一緒に来たけど父さん受付に行っちゃって」
？「ふむ…そうか。なら俺が父親が来るまで一緒にいてやるよ。俺も待ち人を待ってる最中だったんだ。
お前がそいつに似てたから声をかけてしまったが…迷惑だったか？」
「とっとんでもないです。
むしろ嬉しい。一人は心細かったから…」
ｽﾃﾗ「そっか…あっお前名前は？
俺はステラ・サン・テンペルってんだ」
「…雲雀恭弥」
ス「……そっか。恭弥だな！！よろしくな恭弥」
ニカッと笑うステラさんに僕も苦笑した。
この人…案外悪い人ではないかもしれない。
けど油断は禁物。
何が起こるかわからないからね！！
ス「そーいや恭弥。お前どこの国に誰と行くんだ？」
「イタリアに僕一人で行くみたいです。
なんか父さんの知り合いに僕を預けるみたいで」
ｽﾃﾗ「恭弥の父親の名前っt((？「恭弥。何してる」！？」
振り返ると片手でチケットを二枚持った父さんがいた。
「ステラさんと会話してました」
ｽﾃﾗ「……久しぶりだな弥生」
へ？それ…って…父さんの名前…？
父「あぁ。何年ぶりだなステラ。相変わらず綺麗な髪をしてる」
ｽﾃﾗ「ほめても何も出ないよ…って弥生。
恭弥が混乱してるようだけど…もしかしてちゃんと説明してなかったのか？」
父「あぁ 行ってから説明しても遅くはないと思ってな」
ｽﾃﾗ「全くお前は…相変わらずと言うかなんというか…恭弥。俺の待ってた人はお前のお父さんだよ」
え"？！
父「こいつは昔からの友人でな。
今はイタリアに住んでんだ。お前を預ける張本人でもある。恭弥挨拶しなさい」
え…あっ…そうなの…？
「そ…そうだったんですか…改めて初めましてステラさん。雲雀弥生の一人息子の雲雀恭弥と言います」
ぺこりとお辞儀をするとステラさんは柔らかい笑みを浮かべ「こちらこそ」と言った。
ｽﾃﾗ「さっき名前は言ったから言わないぞ。
これでも18歳だ。これから1年よろしくな？」
- 金 運: ★☆☆☆☆
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黒猫.雲雀 - 何で最後にり、つくの？ (2017年11月3日 18時) (
レス) id: e0161950e8 (このIDを非表示/違反報告)
通りすがり - こんばんは。まだちょっとしか読めていないのですが、現段階でツナ以外のキャラ達にも雲雀ちゃんが女の子な事はバレているのでしょうか？ 面白そうなお話なので更新分まで追いつくのが楽しみです。これから少しずつ読ませて頂きますね。ムリのない範囲で…更新がんばって (2017年9月22日 18時) (携帯から) (レス) id: 4f4058a2da (このIDを非表示/違反報告)
女帝（雲雀さん好き） - とても面白かったです(^^)ツナが黒いｗｗｗｗ (2016年5月21日 12時) (レス) id: 62cc495572 (このIDを非表示/違反報告)
*凪*辺り一面お花畑www(プロフ) - めっちゃ面白いです! ツナとジョット様が黒過ぎてwww雲雀さんまさかの!? などいろいろ驚くような展開で楽しかったです。応援してます! (2015年8月11日 13時) (レス) id: d54a2b7bdf (このIDを非表示/違反報告)
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