星雲07 ページ7
修業を始めて数日経ったとある夜。
一つ気付いた事がある。
戦う前になんか眠くなってそれからの意識がないのだ。
そして気が付けば修業は終わっていて父さん凄くボロボロだったし…僕はさほどだったけど…
なんでだろ…なんか自分ではない奴が僕の体で戦ってるような気がするんだ。
うーんと悩んでも答えは出ず。
ふと足を止めれば父さんの部屋の前。
なんか父さんと母さんが真剣な話をしていた。
僕は気配を消し耳を傾ける。
母「…恭を＿＿に預けるとはどういうことですか？」
え？
父「恭は俺以上に強い。
戦闘においては天才的の才能…いつの間に修業したんだか…
いつまでも俺と修業してても上達はしないだろう。
だからこそイタリアにいる知人に預けるべきなんだ。
“ 奴 ”なら恭を最強に育て上げてくれるはずだからな。
案ずるな。ただ1年間あちらに預けるだけだ。
立派に成長して帰ってくる事だろう」
母「ですがっ…恭にはどう説明するおつもりで！？」
父「そこはお前に任す…といってももう遅いがな。
恭、いるんだろ？入って来なさい」
っ！？バ…バレてた！？
僕は渋々襖を開け姿を現した。
母「恭！？」
「…いつから…ですか？」
いつから知ってた？
気配は確実に絶ったと思ったんだけどな…
父「最初からだ。お前気配をちゃんと消していたのか？だだ漏れだったぞ」
目を泳がせると父さんはため息をついて
「座りなさい」と促す。
僕は襖を閉め父さんの正面に正座で座る。
父「恭…お前は明日から1年間イタリアの知人の元へ行って修業をしてもらう」
異論はないよな？
圧迫するかのような強い瞳に僕は思わず息を呑む。
これは逆らってはいけないと脳が警報を鳴らしてる。
有無言わせぬ空気の中僕はコクリと頷いた。
父「なら今日は準備をして早く寝なさい」
「…お休みなさい。父さん、母さん」
母「お休み恭」
ニコリと優しく微笑む母さんと早く行けという瞳をしてる父さん。
僕はペコッとお辞儀をしてその場を去った。
そして自室へ行き鞄に色々つめる。
辞書、仕込みトンファー、寝巻きに着替え…後お菓子に抱き枕としてクマのぬいぐるみ。
このクマのぬいぐるみは母さんが買ってくれたものだ。
お誕生日にと買ってくれた。
バイオレット色を基調としたつり黒目のクマ。
僕にそっくり…なのかな？
触り心地がフワモコ。
見た目良し触り心地良し抱き心地良しの三原則。
っとこれぐらいかな？そろそろ寝ないと！！
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーアイテム
革ベルト
ラッキーカラー
あずきいろ
ラッキー方角
西 - この方角に福があるはずです
おみくじ
おみくじ結果は「末凶」でした！
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黒猫.雲雀 - 何で最後にり、つくの？ (2017年11月3日 18時) (
レス) id: e0161950e8 (このIDを非表示/違反報告)
通りすがり - こんばんは。まだちょっとしか読めていないのですが、現段階でツナ以外のキャラ達にも雲雀ちゃんが女の子な事はバレているのでしょうか？ 面白そうなお話なので更新分まで追いつくのが楽しみです。これから少しずつ読ませて頂きますね。ムリのない範囲で…更新がんばって (2017年9月22日 18時) (携帯から) (レス) id: 4f4058a2da (このIDを非表示/違反報告)
女帝（雲雀さん好き） - とても面白かったです(^^)ツナが黒いｗｗｗｗ (2016年5月21日 12時) (レス) id: 62cc495572 (このIDを非表示/違反報告)
*凪*辺り一面お花畑www(プロフ) - めっちゃ面白いです! ツナとジョット様が黒過ぎてwww雲雀さんまさかの!? などいろいろ驚くような展開で楽しかったです。応援してます! (2015年8月11日 13時) (レス) id: d54a2b7bdf (このIDを非表示/違反報告)
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