僕の幼馴染みが黒い件について←【REBORN雲雀成り代わり〜幼少期編〜】

星雲04 ページ4

ｼﾞｮｯﾄ「お前の魂の前の持ち主…つまり前世の自分だな。

まぁそいつは閻魔の判断により転生逝きと決まった。
しかも逝き先は言わずもがなリボーンの世界だった。

運ぶのはリボキャラの中でオレに決まって…
運んでる最中うっかりお前の魂を三次元側の世界に落っことしてしまってな。やばいと思ってお前の世界に行ったけど時既に遅し。お前は産まれた後だった」



う、うっかり…って…

「案外プリーモってドジなんでs……((ｼﾞｮｯﾄ「あ"？」…いっいえ何にも

つか今更ですけど読心術…使ってます？」

そう聞くとニヤリと肯定するかの如く笑うプリーモ。
…この人にプライバシーというのはないのだろうか。


まぁ…話はだいたいわかりました。


貴「つまりプリーモはさっき死んだ僕を
リボーンの世界に送るために会いに来た…と？」

ｼﾞｮｯﾄ「理解が早くて助かる。
ちなみに恭…お前性転換してるから」

…は？

ｼﾞｮｯﾄ「更にお前アラウディに似てる雲雀恭弥って奴の成り代わりだから」

…え？

ｼﾞｮｯﾄ「あ。あっちの世界ではお前4歳な？」

あのっちょっ！？

ｼﾞｮｯﾄ「ってわけだからいってらっしゃーい」棒読み


ちょっ！？棒読みでいうな！！
つか性転換してるってどういうことです…


“か”と言おうとした…その時。



───ぱかっ。



僕が立っていた地面が開きました。
そうなるともちろん僕は落ちるわけで…


「ぎゃぁああ！！！」




色気のない悲鳴をあげながら落ちる。
その落下中意識がだんだん遠退いた_____


最後に見たのは


ｼﾞｮｯﾄ「頼んだぞ…オレが愛した世界を」


プリーモの優しく微笑んだ顔だった…





ーーー
パチッと目が覚めガバッと飛び起きる。
不意に畳の香りが僕の鼻をくすぐった。

「え…あ…」


自分の手を見てみる。
小さくプニプニした手が目に入った。


己の頰を捻ると痛みがある。

あ…来たんだ…来ちゃったんだ・・・


【リボーンの世界】に…



家庭教師ヒットマンREBORNの原作知識はある。
なんとか主要キャラとの接触を避けたい。

リボーンの主人公…沢田綱吉は特に！！
あれはダメだ。あれはフラグ作成魔人だから！！

だけどな…僕、ヒバリさんの成り代わりだし。
よりにもよって天下無敵の風紀委員長だし。

黒曜編、リング争奪戦編。
未来編、シモン編、虹の代理戦争編…




と、とりあえず原作を変える為頑張ってみよっかな。


ハァっとため息をついて空を見上げた。

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