大空25 ページ25
オレはいつも通り公園で恭弥の帰りを待っていた。
本来なら母さんが迎えに来てくれるのだが母さんは恭弥を信頼してか恭弥に迎えを頼んだのだ。
ギィコギィコとブランコを漕ぐ音が響く。
恭弥が来るまであと30分もある。
それまでどう時間を潰そうかな…
と考えていると
少年「あ！ダメツナじゃーん！！」
同じ幼稚園の組のガキ共がそこにはいた。
見た感じ2、3人っぽい。
あー…面倒な奴らが来たな。
思わずため息をつきそうになるのを我慢し「何？」と怯えた声で一言。
我ながらうまい演技だなーっと感心していると
「オレ知ってるぜ！！」とガキ共の一人がそう言った。
は？何を知ってるんだよ。
少年「お前が雲雀恭弥と帰ってる事をな！！」
ツ「だっだから…何？」
少年「俺の兄ちゃん言ってた！あいつは成績優秀、テストではいつも満点なのに友達は一人もいないってな！！」
いやだからお前何が言いたいの？
少年「お前が雲雀恭弥の隣にいるからじゃないのか！？」
少年「ダメダメなお前が雲雀恭弥と釣り合うわけねーだろ」
少年「あはははっ確かに！」
ギャハハと耳触りな声が聞こえてくる。
はぁ…？何言ってんだ？お前ら。
オレはただ演技してるだけであって本当はこんなんじゃねぇし。
……でも恭弥と釣り合わないのは…そんなのオレが一番理解してるっての。
少年「雲雀恭弥も雲雀恭弥だよなぁ」
少年「そうそう。こんなダメダメのダメツナといるなんて」
少年「きっと頭が良すぎていかれてるんだよ！！」
少年「それもそーかもな。あははは」
そして更に笑い始めるガキ共に沸々と怒りが湧き上がった。
オレの悪口だけじゃなくて恭弥の悪口までも…
ツ「ぼっ僕の悪口はいくらでも言っていい…けど」
「あん？」
ツ「……恭弥の悪口は二度というな」
ギロッと睨むと急に怯えるガキ共。
一睨みしただけでこれかよ。
はぁ…これだから弱い人間は嫌いなんだ…
少年「っ！！うっうるさい！！」
少年「だいたいお前が雲雀恭弥の隣にいるから悪いんだ」
少年「雲雀恭弥はお前の事迷惑な奴だと思ってるぜ！」
少年「ダメツナのくせに！！やっちまおうぜ！！」
殴りにかかるガキ共。
本当なら避けられるけど避けなかった。
避けたら今までダメツナと過ごしてきた日々が
全て水の泡となるかもしれないから。
ドガッ バキッ
繰り返しやられる暴力と罵声。
早く恭弥来ないかな…
そう思ってたら
「君達…何してるの？」
救世主とも言える声が聞こえた。
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーアイテム
革ベルト
ラッキーカラー
あずきいろ
ラッキー方角
西 - この方角に福があるはずです
おみくじ
おみくじ結果は「末凶」でした！
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 148人がお気に入り
お気に入り作者に追加
「リボーン」関連の作品
この作品を含むプレイリスト ( リスト作成 )
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
黒猫.雲雀 - 何で最後にり、つくの？ (2017年11月3日 18時) (
レス) id: e0161950e8 (このIDを非表示/違反報告)
通りすがり - こんばんは。まだちょっとしか読めていないのですが、現段階でツナ以外のキャラ達にも雲雀ちゃんが女の子な事はバレているのでしょうか？ 面白そうなお話なので更新分まで追いつくのが楽しみです。これから少しずつ読ませて頂きますね。ムリのない範囲で…更新がんばって (2017年9月22日 18時) (携帯から) (レス) id: 4f4058a2da (このIDを非表示/違反報告)
女帝（雲雀さん好き） - とても面白かったです(^^)ツナが黒いｗｗｗｗ (2016年5月21日 12時) (レス) id: 62cc495572 (このIDを非表示/違反報告)
*凪*辺り一面お花畑www(プロフ) - めっちゃ面白いです! ツナとジョット様が黒過ぎてwww雲雀さんまさかの!? などいろいろ驚くような展開で楽しかったです。応援してます! (2015年8月11日 13時) (レス) id: d54a2b7bdf (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
