僕の幼馴染みが黒い件について←【REBORN雲雀成り代わり〜幼少期編〜】

星雲24　【小学校編】 ページ24

沢田綱吉と会って数年経ったとある日。
僕はいつも通り学校を終え家へと帰っていた。

僕は小学1年生、綱吉は幼稚園の年長だ。

ちなみに友達なんかいない。

いやいる…かもしれない。
沢田綱吉は友達…かもしれないな。

沢田綱吉とはいつもではないが一緒に遊んでいる。
時には僕の家に招待した時もあった。

初めて僕の家を見た沢田綱吉なんて言ったと思う？

【うわ…でっか…この家何百万円ぐらいで買ったのかな？】

だよ？
まさか…お金の話をするとは思わなかったけど…


そしてふと足を止め公園の方を見るとこれまたいつも通り子供達が沢田綱吉をいじめていた。


蹴ったり殴ったり…
いやもうこれイジメの範疇超えてね？

そしていつも通り僕が止めに入って子供達は散らばっていく。

「今日は派手にやられたね」

いつも以上に今日は傷だらけだった。

ツ「……別に」

僕は「そう」と呟いてからランドセルから消毒薬液やら絆創膏やらタオルやらを取り出し傷の手当をしていく。

「それで今日はなんて言われてイジメられたの？」

いつもならすぐに言ってくれるのだがこの時の沢田綱吉は気まずそうに目を逸らし「言いたくない」と言った。

？どうしたのかな？

「言いたくないなら言わなくてもいいけどね…
っと…よし出来た」

ツ「……ありがと」



あの真っ黒大魔王のツナ様がお礼を言うなんて！？
あーもしやデレ？デレなのか？もーー可愛いなぁ！！


思わず頰が緩んでしまうのはわかってください。


「どういたしまして。ほら帰ろうか。奈々さんが心配するよ？」

ツ「……なぁ」

「ん？」

ツ「俺と…お前って…友達だよな？」

…え？

「そうじゃないの？」

僕はてっきり友達だと思ってたけど…
じゃなかったら僕泣くよ！？

ツ「…迷惑な奴だとか…思ってない？」

今にも泣きそうな表情をしている綱吉に
「そんなわけないでしょ？」と言う。

「もし君が迷惑な奴だとか思ってたらこうして傷の手当したり君を家まで送って行ったりはしないよ」

ツ「……そっか」

「そうだよ。変なの。ほらほら帰るよ」

ツ「…おう」

途中まで沢田綱吉を送り届け僕は帰路につく。
カァカァと夕焼け空にカラスが鳴く声が響いた。

それにしても綱吉の奴…元気なかったな…
どうしたんだろう・・・・？

大空25→←星雲23

• 金　運: ★☆☆☆☆
• 恋愛運: ★★★☆☆
• 健康運: ★★★★★
• 全体運: ★★★☆☆

ラッキーアイテム

革ベルト

ラッキーカラー

あずきいろ

ラッキー方角

西 - この方角に福があるはずです

おみくじ

おみくじ結果は「末凶」でした！

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す