僕の幼馴染みが黒い件について←【REBORN雲雀成り代わり〜幼少期編〜】

星雲22 ページ22

日本に帰ってきて数日たったある日。
僕は公園のベンチでぼんやりと空を見上げていた。

雲一つない空。
あーそーいえば沢田綱吉元気かn…((？「あぁー！！」……へ？


ふと声が聞こえる方を見ると


ツ「この前遊んでくれたお姉ちゃんだーーっ！！」

噂をすればなんたらら…
沢田綱吉がいました……奈々さんも一緒に。


奈「あらツッ君お友達？」

ツ「うん！！」

あれ？なんか白くない？
もしかして前にあった時の沢田綱吉は幻覚…だったりして。

奈「そうなの！！初めましてツッ君の母沢田奈々です」

「えっ…と…雲雀恭弥です」

奈「まぁ…！礼儀正しい子ね！！
よかったらうち来ない？ツッ君のお友達なら大歓迎よ」

「え…でm((ツ「ほんと！？いいのお母さん！？」…」

さっ遮られたーっ！？

奈「もちろんよ！！恭弥くん次第だけど…」

ツ「……」

沢田綱吉はこちらを見た。

しかもなんか来ないとどうなるか…
わかってる…よね？って思ってる気がする…

「だっ大丈夫ですよ。暇でしたし」

思わず冷や汗を流しながらコクコク頷けば
パアァっと明るくなる奈々さんと沢田綱吉の表情

…親子揃って微笑ましい…


奈「なら行きましょうか！」

ツ「うん！！」

沢田綱吉は僕の手を握り歩き出す。
しかし何故だろうか…強く握られてる気がする。




ーー沢田家

今僕は沢田家の中(沢田綱吉の部屋)にいる。
なんか奈々さんがごゆっくり〜とか何とか言って沢田綱吉と二人っきりの空間を作りやがったのだ。

とりあえず…

「ニコニコ笑うながらこちらを見てくるのやめてくれる？」

ニコニコ笑う沢田綱吉をなんとかしたい！！
正直言うと怖いから！！！

ツ「えー…そんな事言われても僕わかんなーい」

…とか言って(あざとく)首をかしげる沢田綱吉。
やばい。滅茶苦茶殴りたい。


ツ「まぁ…それよりこの1年間何処で誰と何をしてたのかな？」


…はぁ？

「別に沢田綱吉には関係な((ツ「くない」…え？」

どういう事それ？

ツ「やっと初めての(面白い)お友達を見つけたのに行くところとか言わないで1年間行方を晦ますなんて…」

…沢田綱吉？


ツ「やっぱあの時犯(や)るべきだったかな…」


ボソリと呟く沢田綱吉に僕の頰は引きつった。
やっぱりこの子…只者じゃない……と。

「いやなんでそーなるの！？たかが1年間だよ！？
しかも僕ら出会ったのはたった一回だし！！」

ツ「あれ？そーだったかな？
俺は何度もお前と会ってるんだけど？」

え？

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