星雲15 ページ15
六道骸がいる部屋を開けるとスヤスヤと眠る六道骸と椅子に座りながらうたた寝をしている城島が目に入った。
僕は六道骸からタオルを取りオケに入ってる水に浸す。
浸したタオルを手にとってぎゅーっと絞り
完全に絞ったタオルを六道骸の額に乗せ息を吐く。
「しばらくこのままにしてても大丈夫だよ。
それより君ら…あの路地裏で何してたの？」
そう聞くと城島達の顔が強張った。
その様子だときっと辛い目に遭ったのだろう。
「言いたくないなら言わなくていい。それよりお腹すいてない？」
するとぐるるると二人のお腹の虫が鳴る。
千/犬「「…っ//」」
「ご飯にしようか。二人ともついてきて」
苦笑いながら僕は踵を返し歩き出すと二人共ついてきた。
まぁ…お腹すいてるからだと思う。
リビングに入ると豪華な料理がズラリと並んでいた。
「どうしたの？この料理の量」
ｽﾃﾗ「お腹すいてるだろうと思ってたくさん作っといたのさ。二人とも遠慮せず食べてくれよ」
ニッと笑うステラ。
僕とステラは席につき「いただきます」と一言。
食べ始めていると未だ呆然と立ってる柿本達に「何してるの？」と言った。
「早く座って食べなよ。毒なんか入ってないよ」
二人は顔を見合わせ席に座った。
そしてリンゴを手に取り恐る恐る食べる。
シャリっという音が響いた。
リンゴが美味しかったのかどんどん食べ進めていく二人。
ｼｬﾘｼｬﾘ ｼｬﾘｼｬﾘｼｬﾘ＿
なぜか涙を流しながら食べているのを見た僕とステラは顔を見合わせて苦笑した。
ご飯はあっという間に空になった。
ｽﾃﾗ「二人の部屋用意してるけど…あの子の部屋がいいよね？」
「あっ毛布用意しなきゃね。予備の毛布どこにあったっけ？」
ｽﾃﾗ「えっと確か…((犬「……れ」…ん？」
犬「何れそこまでしてくれるんら！！
俺らとお前らは知り合いでもないのに！！
何れ…っ！！俺らに優しくするんらびょん！！」
その言葉に僕は「ほっとけないから」と言った。
「君達をほっとけないからだよ。
今にも倒れそうな顔してるのに…ね？ステラ」
ｽﾃﾗ「そうだな…俺達は別に優しくなどないぞ。
ただ自分が思った事をしてるだけ。まぁ…そんなのはただの」
“自己満足でしかないけどね”
そう呟くステラの瞳は儚げだったり
千「……ちょっとだけ」
ス「ん？」
千「ちょっとだけ…君達を信用しても…いいかも」
そっぽ向く柿本に
城島も「俺も少しらけらからな！」と顔を赤くして言い放った。
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
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西 - この方角に福があるはずです
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黒猫.雲雀 - 何で最後にり、つくの？ (2017年11月3日 18時) (
レス) id: e0161950e8 (このIDを非表示/違反報告)
通りすがり - こんばんは。まだちょっとしか読めていないのですが、現段階でツナ以外のキャラ達にも雲雀ちゃんが女の子な事はバレているのでしょうか？ 面白そうなお話なので更新分まで追いつくのが楽しみです。これから少しずつ読ませて頂きますね。ムリのない範囲で…更新がんばって (2017年9月22日 18時) (携帯から) (レス) id: 4f4058a2da (このIDを非表示/違反報告)
女帝（雲雀さん好き） - とても面白かったです(^^)ツナが黒いｗｗｗｗ (2016年5月21日 12時) (レス) id: 62cc495572 (このIDを非表示/違反報告)
*凪*辺り一面お花畑www(プロフ) - めっちゃ面白いです! ツナとジョット様が黒過ぎてwww雲雀さんまさかの!? などいろいろ驚くような展開で楽しかったです。応援してます! (2015年8月11日 13時) (レス) id: d54a2b7bdf (このIDを非表示/違反報告)
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