星雲14 ページ14
ステラの家に入るとステラが心配そうな顔をして出迎えてくれた。
ｽﾃﾗ「おかえり恭弥。大丈夫だった？」
「うん。大丈夫……あのさステラ…この子達」
控え目な感じで柿本も城島がひょこりと顔を出す。
ステラは六道骸の顔を見て顔色を変え「早く中へ」と一言。
城島達は警戒しながらも中に入る。
ｽﾃﾗ「恭弥はタオルとオケに水入れたものを用意して。君達は俺が部屋に案内するからその部屋のベッドにその子供を寝かせて。かなりの高熱出してるっぽいからその子」
僕は頷いてオケに水を入れにキッチンへ。
ステラ達は部屋へと向かった。
タオル、水の入ったオケを用意するとステラが現れる。
ｽﾃﾗ「あっ用意した？なら恭弥の隣の部屋に運んで？
俺は薬を用意するから」
僕はコクリと頷き僕の隣の部屋に運ぶと白いベッドに寝かされている骸と心配そうな顔をして骸を見つめる城島達がいた。
「城島、柿本。これ」
僕は城島達にオケと水で濡らしてちゃんと絞ったタオルを渡す。
「そのタオルをその子の額の上に置いて。
タオルが温かくなったら教えてね」
するとタイミング良くステラが現れた。
手には水と薬が乗ったおぼんを持っている。
ｽﾃﾗ「風邪薬飲ますからその子起こして」
そう言うと城島は「信用できねーびょん」と言った。
まぁ…そうだよね…。
僕ら知り合いでも友人でもないもんな。
まぁ…初対面で知り合いとかだったら怖いけど。
ｽﾃﾗ「本当に風邪薬だよ。ほらここに風邪薬って書いてあるだろ？それに水には毒なんか入ってねーよ」
ステラは試しに水を飲んで見せ薬を僕に手渡す。
僕は裏面を見ると確かに風邪薬だって書いてあった。
「正真正銘の風邪薬だよ。これは。
ほらそこの子起こして薬を飲ましてやりな」
水と薬を二人に預け僕とステラはその部屋を後にした。
リビングに戻って椅子に座り一呼吸つく。
ｽﾃﾗ「恭弥」
「何？」
ｽﾃﾗ「あの子らどこから拾ってきた？」
拾ってきたって…
「路地裏。買い物が終わって家に帰る途中、人々が僕をチラチラみてくるから居心地が悪くなって路地裏に行ったらあの子達に会った。
あの蔕の子は熱あるみたいだったからほっとけなくて連れて来ちゃったんだ」
ｽﾃﾗ「…そう」
すると「ねぇ」という声が聞こえた。
振り返ると千種がおぼんを手に持ってる。
「あっわざわざ持ってきてくれたの？」
千「うん。それよりタオル…」
「温かくなった？」
コクリと頷く柿本に苦笑して僕は席を立った。
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
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黒猫.雲雀 - 何で最後にり、つくの？ (2017年11月3日 18時) (
レス) id: e0161950e8 (このIDを非表示/違反報告)
通りすがり - こんばんは。まだちょっとしか読めていないのですが、現段階でツナ以外のキャラ達にも雲雀ちゃんが女の子な事はバレているのでしょうか？ 面白そうなお話なので更新分まで追いつくのが楽しみです。これから少しずつ読ませて頂きますね。ムリのない範囲で…更新がんばって (2017年9月22日 18時) (携帯から) (レス) id: 4f4058a2da (このIDを非表示/違反報告)
女帝（雲雀さん好き） - とても面白かったです(^^)ツナが黒いｗｗｗｗ (2016年5月21日 12時) (レス) id: 62cc495572 (このIDを非表示/違反報告)
*凪*辺り一面お花畑www(プロフ) - めっちゃ面白いです! ツナとジョット様が黒過ぎてwww雲雀さんまさかの!? などいろいろ驚くような展開で楽しかったです。応援してます! (2015年8月11日 13時) (レス) id: d54a2b7bdf (このIDを非表示/違反報告)
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