星雲11 ページ11
ーー翌朝。
ﾋﾟﾋﾟﾋﾟﾋﾟ ﾋﾟﾋﾟﾋﾟﾋﾟ＿ｶﾁｯ
目覚まし時計を止め時間を見ると9時ジャスト。
あっ！！朝ごはん！！
…の前に父さんと修業！！…ってあれ？
キョロキョロと見渡すと和室ではなく洋室の部屋。
あっ……そっか。今僕イタリアにいるんだった…
ついいつもの癖が出ちゃった…
フアァと欠伸をしてパジャマを脱ぎ私服に着替える。
階段を降り洗面所にて顔を洗ってからリビングに行くとワイン瓶が机の上に2本置いてあった。
しかもどちらも空。
ソファーには寝ているステラが目に入る。
なんでここで寝てるんだろ…風邪引くよな…？
起こそうと思いステラさんの肩に触れた直後。
───どさ。
何が起こったのかわからなかった。
気がつくと僕はステラの下にいてステラが僕の両手首を片手で押さえつけもう片方の手には銀色に輝くナイフがあった。
そのナイフを首元に当ててるステラの目は虚ろ。
…もしや寝ぼけてる？
「あのーステラ？」
ｽﾃﾗ「何故俺の名前を知っている。
お前…俺の命を狙う者か？それとも俺の【力】を狙う者か？」
ぐっとナイフを握る手が強まりプツッという音が聞こえた。
きっと切れたんだと思う。
冷静に脳で分析してる自分が怖いっス。
つか僕絶体絶命じゃないっスか！！？
「スッステラたんまたんま！！ぼっ僕だよ！！
雲雀！！雲雀恭！！」
するとステラの瞳に光が灯った
ｽﾃﾗ「ひ…ばり？…あ。きょ…や？」
コクコクと頷けばステラはホッと息を吐く。
ｽﾃﾗ「なんだぁ…恭弥かよ…」
びっくりさせんなと言うステラ
緊張感漂う雰囲気が緩んだ瞬間だった。
「あ…あのさっ。ナイフ外してくれない？
あと両手首も…痛いんだけど」
ｽﾃﾗ「えっ…あっ…ごめん」
ステラはサッと僕の上から退き僕は体を起こす。
ｽﾃﾗ「痛かったよな。血が出てる」
「これぐらいへーきだよ……
それよりステラ【力】って何？」
ステラはビクッと反応し僕を凝視する。
ｽﾃﾗ「な…んで？それを？」
「ステラが寝ぼけて時発した言葉だから、気付いてなかった？」
ｽﾃﾗ「ごめん…覚えてないや。
んー…そんなこと言ったっけなぁり
ってごはん作らないと！！恭弥手伝ってくれるよな？」
「いいけd((ｽﾃﾗ「ありがと！！よし作るぞー！あっ恭弥ぼけっとしてないでエプロンつけろー」…うん」
【力】についてはぐらかされてしまった。
何かあるとは思うけど…教えてくれなさそうだしなぁ。
その日初めて息を吐いた。
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーアイテム
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黒猫.雲雀 - 何で最後にり、つくの？ (2017年11月3日 18時) (
レス) id: e0161950e8 (このIDを非表示/違反報告)
通りすがり - こんばんは。まだちょっとしか読めていないのですが、現段階でツナ以外のキャラ達にも雲雀ちゃんが女の子な事はバレているのでしょうか？ 面白そうなお話なので更新分まで追いつくのが楽しみです。これから少しずつ読ませて頂きますね。ムリのない範囲で…更新がんばって (2017年9月22日 18時) (携帯から) (レス) id: 4f4058a2da (このIDを非表示/違反報告)
女帝（雲雀さん好き） - とても面白かったです(^^)ツナが黒いｗｗｗｗ (2016年5月21日 12時) (レス) id: 62cc495572 (このIDを非表示/違反報告)
*凪*辺り一面お花畑www(プロフ) - めっちゃ面白いです! ツナとジョット様が黒過ぎてwww雲雀さんまさかの!? などいろいろ驚くような展開で楽しかったです。応援してます! (2015年8月11日 13時) (レス) id: d54a2b7bdf (このIDを非表示/違反報告)
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