わがままーＣhangmin sideー ページ18
キュヒョン「なぁ、昨日どこにいた？携帯繋がらなかったけど。」
チャンミン「彼女んとこ。」
キュヒョン「・・・あっそ。
仲良くやってんの？」
チャンミン「・・・まぁね。」
キュヒョン「・・・じゃあ、こんな話してもしょうがないか。」
なんだよ、もったいつけたような言い方。
事務所で本格的にカムバックの準備の為の打ち合わせに入る。
昨日、Aさんところに泊まって、彼女を抱いて。
しっかりと覚えてるその感触。
朝、先に目が覚めて。
ずっと彼女の寝顔を眺めていた。
キュヒョン「あのさ・・ちょっと耳貸して。」
キュヒョンは周りを気にするように俺に近づくと。
キュヒョン「チエルの彼氏。
あんまりいい噂聞かないんだって。」
チャンミン「なにそれ。」
キュヒョン「最近、売れてきてるじゃん。
あの若手グループのリーダーだろ？
こないだクラブで目撃されたらしいんだ。
チエルじゃない、他の女を連れて遊んでるんだって。」
・・・なんだ、それ。
チャンミン「チエルは？そのこと・・・」
キュヒョン「さぁ？知らないんじゃない？
知るとしたら、時間の問題。」
キュヒョンは肩をすくめた。
・・・チエルが、傷ついてしまう。
その話が本当なら。
嬉しそうに彼のことを話してた彼女が、泣くことになる。
でも・・・俺に一体なにが出来る？
真顔で固まっていた俺に、キュヒョンは。
キュヒョン「でもまぁ。
チャンミンは彼女ができたんだから。
もう関係ないよな？」
俺を試すような言い方。
チャンミン「・・・友人としてなら、側に居てもいいだろ？」
俺の答えに、キュヒョンはため息をついた。
だって、しょうがないだろ。
心と体がバラバラに動くんだ。
泣いたチエルは放っておけない。
でも、Aさんは？
昨夜のあの人の涙を思い出した。
俺に似た強がりなところと、もろさ。
『好き』とは違うこの感情を捨てたくないのは、
都合のいい俺のわがままかも知れない。
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なお(プロフ) - 環琉さん» こちらこそ、読んで頂きありがとうございました！ (2018年9月25日 21時) (
レス) id: 460cbb2093 (このIDを非表示/違反報告)
環琉(プロフ) - なおさんこんにちは。いつも素敵なお話ありがとうございます。 (2018年9月16日 11時) (レス) id: 3c1ded918f (このIDを非表示/違反報告)
ミルクティ(プロフ) - こんばんは。一気に読ませて頂きました。今は亡き彼の墓前で「彼女を貰っていいですか？」って言うシーンには胸打たれました。チャンミンを良く理解しているギュのシーンも楽しかったです。最後は幸せな気持ちになりました。 (2017年6月8日 21時) (レス) id: 1eac5c6b24 (このIDを非表示/違反報告)
なお(プロフ) - なつさん» なっちゃーーん！元気？こちらは元気よ。仕事忙しいっす。相変わらず新作も書くことなく。でも暇だから（笑）見直して修正しちゃう。待たせる時間もドＳだからね。ちょっとずつ。苦しくなる、超重い話が書きたい。最近私病んでるからねw (2017年3月17日 22時) (レス) id: b5966abb7b (このIDを非表示/違反報告)
なお(プロフ) - hakuさん» わー！すごく嬉しいです。コメント苦手なのに送ってくださってすごく励みになりました。最近更新ないですが、また現れたらこっそり遊びにきてくださいね。こちらこそいつもありがとうございます！ (2017年3月17日 22時) (レス) id: b5966abb7b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なお
| 作者ホームページ：https://twitter.com/630HiTVXQ
作成日時：2014年6月5日 13時
