特別授業 ページ26
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学園長室の前に行くと、既にみんな集まっていたようだった
「あ、来た」
「A急に悪いな。先輩に連れてかれてたのに」
「いや、ノリで連れてってたみたいだから全然。
てかなんで私たち学園長に呼ばれたの?」
「この間のうちの寮長の一件の話なんだと。
A呼んだのは学園長が呼べっつってたから?」
彼らの寮長がオーバーブロットした時私以外のメンバーはその場にいたらしいが私はその場にいなかった人物
だから呼ばれた理由は腑に落ちないままだったがとりあえず中へはいることにした
「学園長失礼します」
「失礼しまーす」
中へと入れば学園長はいた
「みな揃っていますね。
では、早速本題に入りますが……」
「学園長、あのいきなりですみませんが私がここに呼ばれた理由って?」
「ああ、それについてですが…
先月のハーツラビュル寮の一件が一段落ついたので、君たちにもきちんと話をしておこうと思いまして。
魔法士になるからには、ローズハートくんが陥った暴走状態については詳しく知っておく必要があります。
そしてこれは、Aくん。
貴女が特に気をつけなければならないことです」
私が気をつけなければならないこと??
「オーバーブロット、でしたっけ」
「ええ、そうです」
「オレも兄貴から話を聞いたことくらいはあったけど、ブロットが溜まりすぎるとまさかあんなふうになるなんてなぁー。
マジで闇堕ちバーサーカー状態ってカンジだったね」
「そんなにやばかったの?」
「チョーやばかった」
ウンザリという様子でエースが言った
この様子からして、本当に大変だったんだろう
するとユウとグリムがブロットってなんだろうという話になり、学園長は以前私にしてくれた話をもう一度彼らにしていた
「大きな力にはリスクが伴う。
どんなに優れた魔法士でも無尽蔵に魔法を使えるわけではないんです」
「つまり、魔法を使えば使うほど不健康になるってことなんだゾ?」
物は試しだと言いたげに学園長はゴーストを呼びつけ私たちにさぁマジカルペンをとって!と言ってきた
私たちは訳もわからぬままマジカルペンをとる
するとゴーストたちは待ってましたと言わんばかりに攻撃を仕掛けてくる
そうなれば応戦しないわけにも行かず、私たちはゴーストと戦った
「ふむ、Aくんは勉学を非常に頑張ってるようですね。
以前まで全く魔法は使えなかったと聞いていたんですが今じゃ彼らの中で一番です」
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江(プロフ) - ちなみさん» ちなみ様。コメントありがとうございます!クソデカボイスでそんなことを言っていただけるなんて!!更新頑張ります!! (2020年6月8日 19時) (レス) id: 9e3e8858ee (このIDを非表示/違反報告)
ちなみ - 早く二章終わっておじたんとラギー君の親密度爆上げしてほしいです。(遺言) めっちゃくちゃこの作品好きです更新頑張って下さい(クソデカボイス)! (2020年6月8日 0時) (レス) id: 318f1a5b3c (このIDを非表示/違反報告)
江(プロフ) - シウさん» ありがとうございます!どうぞこれからも楽しんで呼んでください!キーワードの件速攻で直させてもらいました。ありがとうございました(--;) (2020年5月31日 17時) (レス) id: 9e3e8858ee (このIDを非表示/違反報告)
江(プロフ) - みおさん» ありがとうございます!こちらこそこれからもよろしくお願いいたします! (2020年5月31日 17時) (レス) id: 9e3e8858ee (このIDを非表示/違反報告)
シウ(プロフ) - 続編おめでとうございます、青エクとクロスオーバーなんて幸せ過ぎます!更新無理がない程度に頑張ってください毎話楽しみにしてます!(偶然気づいただけだったんですが設定キーワードの1つ目に『ラ』が1人多く仲間入りしてるみたいです) (2020年5月31日 17時) (レス) id: 2d935d3300 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:江 | 作成日時:2020年5月31日 16時