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「スゴい人気だな。ユウとグリムどうする……あれ?」
「グリムがいない!」
「ええ?またぁ?」
と、ベーカリーショップの傍で
「オラオラ〜〜〜!!テメェらどくんだゾ!
デラックスメンチカツサンドはオレ様のものだ!」
「てめぇ割り込みすんじゃねぇ!」
「新入生の分際で先輩の前に割り込むとはいい度胸だな!
表出ろ!」
グリムの騒ぐ声が聞こえた
「…………グリム、トラブルメーカー過ぎやしない?」
「あいつ、食べ物のことになると我を忘れすぎだろ!」
「あ〜あ〜」
「グリム〜!ハウス〜!」
しかし、ユウや私たちなどお構い無しに喧嘩を売ったグリムは売った喧嘩を買う先輩たちと暴れ始める
ユウと私が頭を抱えたのは仕方ないと思う
結局喧嘩に勝ったのはグリム
だからこそ、こっちは非常に申し訳なくてしかたない
「どうだ見たか、オレ様の力を!
このデラックスメンチカツサンドのラストワンはオレ様のものだぁ!
にゃっはっはっ!
あと焼きそばパンとクリームパンもオレ様のものなんだゾ〜〜!」
「こらグリム、いい加減にしろ!スンマセン先輩がた!」
「この謎の生物そろそろシバキ倒さなきゃダメだと思うんだけど、どう思う?ユウ」
「もうホント僕じゃ手に負えないよ……」
「あ、おじさん。
オレはローストビーフとレタスの窯焼きサンドひとつね♪」
「お前もちゃっかり割り込んでるんじゃない!」
自由人がさらに先輩の前に割り込む
本当コイツら自己中ばっかじゃん…
はぁぁ、とため息を吐いた私
「あっちゃ〜。昼飯争奪戦、完全に出遅れちゃったっスね。
デラックスメンチカツサンドもう売り切れてるじゃないッスか」
ふと背後から聞こえた聞きなれた声
それに振り向くとやはりラギー先輩がいた
「ラギー先輩」
「あ。Aくん。やっぱベーカリーショップに?
てかダメ元で聞くっスけどデラックスメンチカツサンド買ってないッスよね」
「見てお解りのとおり、私は何もまだ買っていません」
「ッスよねぇ」
「にゃっはっはっ!!
勝利の味、とくと味あわせてもらうんだゾ!」
何とか勝ち取ったグリムは嬉しそうにそれを掲げてそんなことを言っていた
なぁにやってんだから
そんなグリムに目をつけたラギー先輩は……
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江(プロフ) - ちなみさん» ちなみ様。コメントありがとうございます!クソデカボイスでそんなことを言っていただけるなんて!!更新頑張ります!! (2020年6月8日 19時) (レス) id: 9e3e8858ee (このIDを非表示/違反報告)
ちなみ - 早く二章終わっておじたんとラギー君の親密度爆上げしてほしいです。(遺言) めっちゃくちゃこの作品好きです更新頑張って下さい(クソデカボイス)! (2020年6月8日 0時) (レス) id: 318f1a5b3c (このIDを非表示/違反報告)
江(プロフ) - シウさん» ありがとうございます!どうぞこれからも楽しんで呼んでください!キーワードの件速攻で直させてもらいました。ありがとうございました(--;) (2020年5月31日 17時) (レス) id: 9e3e8858ee (このIDを非表示/違反報告)
江(プロフ) - みおさん» ありがとうございます!こちらこそこれからもよろしくお願いいたします! (2020年5月31日 17時) (レス) id: 9e3e8858ee (このIDを非表示/違反報告)
シウ(プロフ) - 続編おめでとうございます、青エクとクロスオーバーなんて幸せ過ぎます!更新無理がない程度に頑張ってください毎話楽しみにしてます!(偶然気づいただけだったんですが設定キーワードの1つ目に『ラ』が1人多く仲間入りしてるみたいです) (2020年5月31日 17時) (レス) id: 2d935d3300 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:江 | 作成日時:2020年5月31日 16時