しゅきぴ52 ページ5
千冬くんの家に到着し、家に上がらせてもらうことに。
千冬くんのお母さんはいなくて、2人きりということに少し緊張が走る。
借りてた服を脱ぎ、千冬くんに渡すと、「ばか、もう少しそれ着とけ」と言われて、もう一回着直した。
制服も洗濯してもらうことになり、お言葉に甘えてTシャツを借りる。スカートはそこまで濡れていないから、上のシャツだけ洗ってもらうことに。
お風呂場に案内され、「ついでにシャワー使っていいから。風邪引くなよ」と言ってドアを閉められる。
ポツンと取り残された私は、申し訳ないと思いつつも、シャワーを借りることにした。
『、！』
鏡の前に立って特攻服を脱ぐと、自分の下着や体に制服が張り付いて、透けている。
こんな姿で外を走ってた。なんて想像すると顔から火が出そうだ。
さっさとこの気持ち悪く張り付いた服を脱ぎたくて、水を含んで重くなったシャツを脱ぐ。
それと同時に一気に寒くなり、身震いをしてからシャワーを借りた。
・
『千冬くんシャワーありがとう…！！』
「おう。…お前、気をつけろよ」
千冬くんにジト目で見られて、ただ『…ハイ』と返事するしか出来なかった。
「じゃあ俺もシャワー浴びてくるから。好きにくつろいでおいて」
『はあい』
パタン、と扉が閉まると同時に、私は近くにあった千冬くんの服に恐る恐る手を近づける。
ぎゅ、と抱きしめると、千冬くんの匂いがして。
甘くて、甘すぎて、頭がクラクラしちゃうような、私の大好きな匂い。
そのまま顔を近づけて、千冬くんの服を堪能してたら。
「やべ、上の服忘れた……」
『あ』
上半身裸の千冬くんが、タオルで頭を拭きながら部屋に入ってきた。
、あの…着替えってこれですか…？？？
『ち、ちふゆさん…これはですね…』
千冬くんの服を後ろに隠すと、察したような顔を見せる千冬くん。
髪を拭いていたタオルを床に投げ捨て、上半身裸のまま、私に近づいてくる。
未だに離していない千冬くんの服と共に横抱きにされ、彼の自室に連行された。
優しくベッドに降ろされ、千冬くんの顔を見上げると同時に、唇を奪われる。
後頭部に手を回されて、息が苦しくなっても逃げられない。
ちゅ、なんてかわいらしい音じゃなくて、お互いがお互いを求めるような、甘い音。
誰もいないからか、音が響いて恥ずかしい。
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なの(プロフ) - しらそさん» ありがとうございます！！！面白い&かわいい&えち目指してるのでそう言っていただきとても嬉しいです！！ (2023年3月20日 19時) (
レス) id: 40952220cb (このIDを非表示/違反報告)
なの(プロフ) - Aliceさん» ありがとうございます！！！ (2023年3月20日 19時) (レス) id: 40952220cb (このIDを非表示/違反報告)
なの(プロフ) - てるさん» うわああ神様（ ; ; ） ありがとうございます…！！！ (2023年3月20日 19時) (レス) @page12 id: 40952220cb (このIDを非表示/違反報告)
しらそ - 面白くてきゅんきゅんする小説が好きなんですが、これはもう好き超えて愛してます！神のような作者様とお友達になれたらどれだけ幸せなんでしょうか把握（？）です！ (2022年2月6日 23時) (レス) @page12 id: 8040e95015 (このIDを非表示/違反報告)
Alice - 続編も拝見させていただきました！これからも更新頑張ってください(*ﾟ∀ﾟ) (2021年9月29日 19時) (レス) id: 6485b8cd5e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なの | 作成日時：2021年9月12日 8時
