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時は遡る。
ほんの出来心でエマちゃんに連絡をしてみた。
ただスマホ上でやり取りする程度で良かった。
のだけど…
「スカートなら三ツ谷がくれるんじゃね。あいつ今おっきい仕事終えて一段落してるし」
『ええ、それは申し訳ない…』
「たまには会ってやって。千冬が断固として合わせてやんねーから心配してた」
「三ツ谷くん、良いって！！」
まさかのドラケンさんとエマちゃんに家に呼び出され、次は三ツ谷くんに会えと提案してきた。
大人になったエマちゃんはさらに可愛さが増していて、ドラケンくんはさらに包容力が増したような気がする。
それはそうと、この人たちずっと楽しんでやがる。
『あんまいじらないでくださいっ…』
「なんでー！？かわいいじゃん2人とも！！」
「俺はAちゃんがそんなことを言い出すなんて夢にも思わんかったけどな」
「ケンちゃんそれは私もだよ」
やばいこの人たちといると恥ずかしぬ！！！
そろそろ帰ろうと思い、2人に挨拶をする。
あんまり長居するのも、ね。
帰る直前、2人から私のよくやるクセについて教えてもらった。よく見てんなこの人たち！！
・
次、三ツ谷くんのアトリエ。
ここからそう遠くはなく、割とすぐについた。
「お、Aちゃん久しぶり」
昔と変わらない笑顔で私を迎えてくれる。
でも、随分と大人びている感じがする。
私この人と数個しか歳変わんないのに、なんだこの色気はっ…
「エマちゃんから聞いた。…Aちゃんもやるね」
『うわああ？！やめてください…』
今考えると、結構恥ずかしいことをしている。周りを巻き込んで。
「はは。Aちゃんみたいな人でもそーゆーこと考えるんだ？俺ずっと千冬はただ猪突猛進してるだけだと思ってたけど、そんなに盛り上がってるんだ」
『ええ、三ツ谷くんのそんないい声でそんなこと言わないでください…』
ずっとニコニコ笑顔でかわいい。
部屋に上がらせてもらうと、ん、とコーヒーを出してくれた。お構いなく！！！
「んで、Aちゃんの学校はこんな感じの柄だったと思うんだけど」
三ツ谷くんが出してくれたのは私の通っていた学校まんまのスカート。
最近こういう生地使ったんだ、と言いながら何着か持ってきた。
「通常だとこのくらいの長さだけど、Aちゃん結構短くしてたよね。こんくらい？着てみる？」
『三ツ谷くんのお時間取らせるわけには行かないので、借ります！』
.
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なの(プロフ) - しらそさん» ありがとうございます！！！面白い&かわいい&えち目指してるのでそう言っていただきとても嬉しいです！！ (2023年3月20日 19時) (
レス) id: 40952220cb (このIDを非表示/違反報告)
なの(プロフ) - Aliceさん» ありがとうございます！！！ (2023年3月20日 19時) (レス) id: 40952220cb (このIDを非表示/違反報告)
なの(プロフ) - てるさん» うわああ神様（ ; ; ） ありがとうございます…！！！ (2023年3月20日 19時) (レス) @page12 id: 40952220cb (このIDを非表示/違反報告)
しらそ - 面白くてきゅんきゅんする小説が好きなんですが、これはもう好き超えて愛してます！神のような作者様とお友達になれたらどれだけ幸せなんでしょうか把握（？）です！ (2022年2月6日 23時) (レス) @page12 id: 8040e95015 (このIDを非表示/違反報告)
Alice - 続編も拝見させていただきました！これからも更新頑張ってください(*ﾟ∀ﾟ) (2021年9月29日 19時) (レス) id: 6485b8cd5e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なの | 作成日時：2021年9月12日 8時
