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しゅきぴ18 ※ちょっとぴんく ページ19

Aside


『ひゃー、疲れたあ』

昼休み。こっそり教室を抜け出して、屋上へと繋がっている階段に腰を下ろした。
屋上は普段開放されていないから、この階段を使って登って来る人はあまりいない。だから、ここは千冬くんとの唯一学校で2人きりになれる場所だった。


「A」

『千冬くん!!』


私の横に腰を下ろす千冬くん。


『千冬くんさっきかっこよかった!!いつもかわいいのに、ぎゃっぷっていうやつ?!』


ぎゅーっと千冬くんに抱きつくと、彼の手が背中に回ってきた。


「体育好きなのに今日ちょっと嫌いになった」

『なんで?!』


あんなに楽しそうだったのに!!!


「……した」

『え?』

「周りの奴らがAの事変な目で見るから、嫉妬した!!」


涙目で萌え袖のおててで顔を隠す。
顔は真っ赤に染まっていて、耳まで赤かった。


ひぇ、かわいい。なに、嫉妬?!
何を言い出すかと思えば理由がかわいくて、千冬くんの顔を自分の胸に埋めた。


「ちょ、A?!」

『千冬くんは私のことそうやって見たことない?』

「……ないと言えば嘘になる…」

『ふーん、えっちじゃん』


千冬くんは私の手から解放されたいのか、肩をぐっと押される。
その拍子に私は後ろに倒れ込み、さらには千冬くんもバランスを崩して、所謂床ドン状態になった。


「あっ?!ごめん!!」


顔をもっと赤くして謝る千冬くんだけど、手が私の胸の上にあり「?!」と驚きながら手を離す。
こんな状態になっても手を出さない千冬くんはすごい。


『…触らないの…?』

「え、?!それってどういう、」

『私は、千冬くんにもっと触れて欲しい。名前呼んで欲しい。…好きって言って欲しい』


倒れ込んだまま彼の手を自分の頬に当てる。
反対の手でシャツのボタンを外していくと、千冬くんは慌てたように手を止めた。


「俺やだよ…」

『なんで、』



「こんなに急いでもしょうがねえじゃん!!だって、俺の考えてることが周りのアイツらみたいで…。Aの事大好きだから…」



千冬くんは私の手を取って、1つキスを落とす。



「そうゆうことは、俺からさせて。準備だってあるし、Aの事知ってから。」



大人っぽく笑う千冬くんの姿がすごくかっこよくて、思わず『ひぇ』と情けない声を出してしまった。






そして、私の耳元へ近づき





「俺の方が、Aに触れたくて名前呼びたくてなんなら…喘.いでる姿とか見たいと思ってる」



と、悪戯そうに微笑んだ。

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ゆぅり(プロフ) - え、サランヘヨ使えてる・・!!もしや、Kぽ女子か?! (2021年9月25日 11時) (レス) @page5 id: 39bfe8c53b (このIDを非表示/違反報告)
名前 - 面白いですね!更新頑張ってください(*゚▽゚*)なのさん!応援しています (2021年9月12日 1時) (レス) id: 14a4d572b2 (このIDを非表示/違反報告)
アリス - 続編よければ書いてほしいです!!楽しみにしてます! (2021年9月6日 17時) (レス) id: 6485b8cd5e (このIDを非表示/違反報告)
ももんが(プロフ) - 続編期待してます(((出来れば、中学生編とかも少しとか、嫉妬させるのとか、入れて頂けると飛びます(((自分勝手なお願いばかりで恐縮です…!無理を承知で、御検討の程、よろしくお願いします!!長文失礼しました!! (2021年9月6日 16時) (レス) id: 5f1c65421c (このIDを非表示/違反報告)
ももんが(プロフ) - コメ失礼します!!!この作品は私の生き甲斐で、毎日の支えなんです!!!もっともっと沢山続編作って、永遠に終わらせないで下さい(((もうこのお話大好き過ぎます本当に!!!これからも応援してます!! (2021年9月6日 16時) (レス) id: 5f1c65421c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:なの | 作成日時:2021年8月25日 8時

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