華声の幼馴染み。【実況者】 (ページ6)

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きよページ6

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次の日。

せっかくの休みだったのに、昨日予定が埋まってしまった。

規則正しい時間に起きたけど…多分キヨはまだ寝てる。

そんなの気にするもんか、私の貴重な休みを奪った罰だ。

キヨが寝てると確信しつつ、家に向かう。

一応LINEを送ってみるけど、既読は付かない。

自分から誘っておいて寝てるとかどういう事…。

キヨの家は私の家から徒歩で行けるぐらい近いから、すぐに着いてしまった。

エレベーターに乗りボタンを押して、

キヨの家のドアの前に立つ。

…これ、先週もした気がする。

なんて思いつつインターホンを連打した。

連打でもしないと起きないからね。

暫くして、荒々しくドアが開く。

｢A…もうちょいマシな起こし方出来ねぇの?｣

ボサボサな赤みがかった髪をぐしゃっとかいていうキヨ。その顔は不機嫌そう。

｢キヨが起きてないから悪いんだよ。自分から誘ったくせに｣

｢別にいいだろ、暇だったんだから｣

｢はいはい、とりあえずお邪魔します｣

｢あ、おいっ｣

キヨの言葉を適当に流して家の中に入った。

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